アンドレアーニ フォークカードリッジキット

1290デュークに純正採用されているフォークWP4860ROTA SPLITなのですが・・・全体的に減衰力不足で悩まれているオーナー様は多い様に感じます。

実際、簡易的な構造でコストダウン品である事は否めないんですよね・・・。

それらを解決する為のアップグレードキットがWPからも販売されておりますが・・・とても高価。

そこでオーナー様が見つけてきたアンドレアーニ社製のカードリッジキットを組み込む事になりました。

正直、使った事がないので的確な提案が出来なかったのですが、STDよりは良くなるかもしれないと言うことで、ご依頼をお受けしました。

先ずはメーカーさんの指定するセッティングで組み込みました。

コイル巻き直し その後

エキサイター、並びにチャージコイルを巻き直して400㎞程度走行しました(CT110は同時期のモデルでデザインもアノ頃のHONDAです)。

結果を申し上げますと・・・点火不良や充電不良を起こす事もなく、安定して走る事ができました。

これなら成功したと言ってもいいと思い・・・

コンペモデルのハイカムを組み込みましたw

もう馬鹿としか言いようがありません。そんな事は分かっちゃいるんですが・・・。

せっかく上手くいったモノをあえてバランスを崩して危ない道を進むという・・・w w w

目的は林道ツーリングで楽しいマシンに!ってw

XL80S 走ってみたら、もう少しダートよりのセッティングにしたくなっちゃったんですw

古いバイクの巻き直し(その後)

1980年製のXL80sです。

点火不良によってエンジンが不調でした。

原因はエキサイタコイルの劣化だったのですが、とっくの昔に廃番の部品なのでコイルを巻き直したのですが自分の知識の少なさが原因で3回位やり直し・・・💦

最初はうまく巻けずスペース的に問題あり→旋盤やジグを使って上手く巻けたものの・・・エナメル線の規格を選び間違えて失敗(18km程度の走行でコイルがダメになる)→んで、今回は・・・と言うと・・・。

50km程度、安定して走り切る事ができました。

この手のエンジンのコイルはとても単純な構造なのでネットから情報を集めれば色々と出てきますが、鵜呑みにするとやばいっすね💦

専門家からお話を伺い、ヒントを頂いたので私は何とか成功しましたが・・・きっとブログ書いてる人たちは途中でエンジン止まっちゃってると思うんだよなあ。

ちゃんと機能を取り戻して安心して走れる様になり、ほっと一安心したのでウィンカーを当時の物に交換しました(昭和レトロ感❤️)w

いやあーやっぱプロは凄い!ノウハウの蓄積や知識が半端ないですね。

ただ巻きなおしゃ良いってモンじゃないって思い知りましたw

そんなお盆休みでしたw

昔の6vエンジンのステーターコイルとエキサイターコイル やり直し

コイル巻き直してエンジン始動したし、色々と調整して絶好調!だと思って10キロ程度遠出してみたら・・・点火不良の様な症状が現れ始め・・・・コリャやべー!!!!

何とか工房に帰って来たものの・・・点検してみるとエキサイター並びにチャージコイルが完全に導通してしまっていました💦

外から点検しても外傷や破損はありませんが、テスターでコイルを調べてみると完全にエナメル線が導通。フライホイールやガバナーと接触した様子はなかったので物理的な故障ではなさそう。

エキサイター、チャージコイル共に全く同じ症状で・・・巻き方に問題があったのか?巻き終わった後の処理がマズかったのか?

うーん・・・エナメル線が熱に耐えられなかったのか?

なので、更に強い皮膜のエナメル線で巻き直し、コイルを樹脂で固めてみました。

ちゃんと絶縁されて抵抗値が元に戻りました。

前回見誤ったのは、通常のモーターに使われるエナメル線を使いました。と言うのもエンジンの腰下は通常100℃前後なので充分耐えられると・・・。

しかしこのエンジン、コイルが収まっている部屋はエンジンオイルから完全に隔離されており、環境によっては150℃位になる事がありそう・・・。

エナメル線を半田付けする際に用いる剥離剤です。

今回新たに使ったエナメル線は、かなり皮膜が強く、この溶剤を塗っても皮膜が剥がれません😆

これは期待できる!

剥離剤を塗った後にサンドペーパーで削らないとエナメル皮膜が剥がれません!これは強いぞー!

ステーターコイルアッセンブリ完成です。

今回、耐熱性の高い絶縁テープを最後に使い巻き付けました。エンジンに取付けて始動に成功しましたが・・・問題は耐久性です。

点火時期を調整し直して、バルブタイミングも点検して・・・近所のダートを走らせてみました。

今回は不安定な点火に陥る事なく・・・一先ず上手くいったかなーw

しばらくは様子見ですね

XL80S メンテナンス開始(フロントサスペンション)

コイルを巻き直してエンジンも無事に掛かる様になり、バッテリーへの充電や灯火類も問題なしになりましたので、走らせてみました。

マフラーはこれ以上腐食させたくないので再塗装しましたが、プロテクターのビスが焼き付いていてネジ山がブッ壊れたので溶接して穴を埋め直して・・・ネジを修理して・・・意外と手間が掛かり・・・結構頑張ったのもありまして・・・

正直な感想ですが・・・おもちゃみたいな乗り味でした💦

エンジンは快調ですが、頑張った分(?)なんだか期待外れと言いますか・・・。

特にフロントサスペンションは、ペコンと入ってポコンと戻ってくるw

メンテナンスされた同時期のCT110と比べても、貧弱に感じる。

同時期のCT110とXL80Sのフロントフォークはほぼ同じ構造なのですが、大きく違うのはホイール径とトップブリッジです。

これはメンテしてないXL80Sと、メンテされたCT110との違いなのか???

じゃあ先ずはメンテナンスしてみようかと。

トップブリッジをアルミ鋳物に変えたりホイール径をインチアップしたくなりますが、やはり健康なSTD状態を確認してからカスタムプランを練りましょうw

はやる気持ちを抑えますw w w

フォークとステムをメンテし終わって・・・全然動きが変わりました。

単純な構造のフォークが故なのか?

ペッコンポッコンの動いていたのがスッと入ってグッと戻ってくる。これは期待できそう!

久々のミニバイクですが楽しいですね♪

次の休日に林道アタックしてみようかな?

 

CB1000SF 純正リアショックのオイル漏れ修理

CB1000SFの純正リアショックです。

流石に古いのでショックロッドに点錆が発生していました。

オーナー様へはロッドの再メッキをお勧めしましたが御予算の都合で研磨のみで組上げました(保証対象外になりますが)。

ストローク奥側が特に酷かったので代わりに、なるべくフルボトムしない様に高さのあるバンプラバーを取り付けました。