KTM 350EXC-F ローダウンとエンデューロバイクのサスペンションについて

新車のKTM 350EXC-Fのフロントフォークとリアショックをオーナー様の体格に合わせてローダウンし、チューニングを行いました。

エンデューロバイクはリアのトラクションが肝になります。例えば、ヒルクライムなどで再発進する際にリア側のトラクションを得やすくしておく事で安全に無理なく登る事ができますし、不思議と旋回性も良くなります。

逆にリアのトラクションが得にくい状態ですと、いくらアクセルを回しても前進せずに、路面を掘ってしまい脱出が困難になってしまう。勢いをつけないと登らないマシンになってしまいますね(^^;

ですので、フロントとリアともに改修しバランスを変更してリア側のトラクションを得やすくチューニングすると良い結果が得られます。

CRF150RⅡのリアショック オーバーホール

CRF150RⅡのリアショックをオーバーホールしました。2008年製との事で10年以上の時間が経過しております。

ガスは抜け切り内圧は負圧が発生しておりました。分解してみると発オーバーホールの様です。排出したオイルは真っ黒になっていました(^^;

競技用車両の場合は使い方にもよりますが、最低でも1年毎のオーバーホールが必要になってきます。

SHOWA ADVANTAGE(アドバンテージ)ショックのオーバーホール

SHOWAのアドバンテージツインショックをオーバーホールしました。

片側のショックロッド下部に大き目の点錆が発生していました。チタンコートが施されておりますので研磨する事もできません(コーティングが剥げてしまいます)。

オーナー様と相談の上、STDよりも高さのあるバンプラバーを装着して対応しました。

サーキット走行や二人乗りをされる場合はフルボトムしますので再メッキの上、再コーティングが必須になります。