ブレンボのブレーキ修理

オーナー様からマスタシリンダーのピストンまわりを新品に交換したのに以前より悪化したとの事で点検修理しました。

パーツ自体に間違いがあったのか?シリンダー側に偏摩耗などの不具合がないか?点検しました。特に異常なく正常なタッチも得られました。

そんに難解な作業ではありませんが、エア抜きはショックやフォークも同じく、こうやったから正解とか、この装置で行ったからOKと言う事ではなく、オイルの通路や方向などを考慮して行うと良い結果が得られると思います。

お話を伺った時は、???の連続でしたが無事に機能を取り戻せたので一安心しました。

R1-Zのサスペンションチューニング

YAMAHA R1-Zのサスペンション オーバーホール&チューンUPに着手しました。

先ずはオイル漏れ症状を起こしているリアショック。ロッドに錆がありましたので再メッキとチタンコートを施す為にコーティング工場へロッドを外して送ります。

各部を計測しながら分解記録してロッドを取り出しコーティングを依頼します。

GASGAS ザックスショックのオーバーホール

GASGAS等のトライアルバイクに採用されているザックス製のリアショックをオーバーホールしました。

単筒フリーピストン型のリアショックはガス室の体積を調整するのにコツが要ります。

オイル漏れを起こしておりましたのでシール類は勿論、ガイドブッシュや砕けそうなボトムアウトバンパーは新品に交換しました。

エンドアイのダストシールもボソボソになっていましたので交換して完成です\(^o^)/

OHLINS トライアルバイク シェルコ リアショック オーバーホール

オーリンズのリアショックをオーバーホールしました。

シェルコのトラ車に装着されているリアショックです。

作業中の画像を撮り忘れてしまった…!

エンドアイのピロも交換してくれ!との事だったので交換しました。使用時間は短めの様でしたがオイル劣化とピロのガタはライディングの激しさを現しておりました。

念の為、シール類は新品に交換させていただきました。

新たな境地ですね。MXやEDの消耗の仕方と違います。こいつは固定概念を払拭するいい機会だと感じましたよー(+_+)

日々精進!日々反省!

リークテストを行って問題なければオーナー様へ引き渡します。

CR85R 純正リアサス オーバーホール

CR85Rのリアショックをオーバーホールします。アルミ無垢のシリンダーボディですので1シーズンの使用でかなりオイルが汚れます。このタイプのリアショックはカシマコートが断然お勧めです。

今回のご依頼はO/Hのみですのでコーティングは施しておりませんが、激しくMX等で使われるオーナー様はご一考の価値ありだと思います。

と言う訳で完成しました(^^)v

CR85Rのエンジン オーバーホール

CR85Rのエンジンをオーバーホールしました。

ミッションのベアリングとクランクシャフトのベアリングは新品に交換しました。

クランク本体は振れとガタが出てましたので新品に交換です。

ピストンまわりもクラッチも新品に~♪

今回、シリンダーの状態は良好でしたので再使用しました。

XR400Rの純正リアサス オーバーホール

XR400Rのリアショックをオーバーホールします。

変形したブラッダ(ガス袋)、劣化したボトムアウトバンパー、シール類を新品に交換します。

インナーロッドは旋盤で掴んで回転させて研磨して傷消しを行います。

専用の装置でオイル充填とエア抜きを行い、ダンパー部を完成させスプリングをセットして完成です。

 

CRF150Rの純正リアショック オーバーホール

CRF150RⅡのリアショック オーバーホールのご依頼を承りました。弊社でリザーバタンク容量アップとカシマコートを施しアップグレードしたショックなのですが…かなりオイルが汚れてますね(^^;オイルも滲み漏れしていました。

真っ黒!

ミニモトクロッサーでフルサイズMXマシンと同じ様なライディングをする方ですと、コーティングしててもオイル劣化が激しいのを多々見受けます。

NB/NA以上の選手ですとフルサイズMXマシンで1ヶ月程度の使用でも各部消耗が激しいマシンを何度も見てきました。

前回のO/Hから10回程度の使用との事ですがガイドブッシュにも傷が入ってましたので新品に交換しました。

ロッドも旋盤で掴んで回して傷取り研磨して組込みました。

結局、ライダーの技量にマシンが付いていけない為にサスペンションをアップグレードしても、更にライダーの技量を発揮できる様になり、マシンの消耗も更に激しくなるんですね(^^;

以前、そう言ったオーナー様から「レース中に後半になるとフォークが底付きするから何とかしてくれ」との御依頼を受けた事があるんですね。レース後半になると底付く。

それはオイルの熱ダレです。

熱ダレして底付くと言うのはオイルの粘度変化によって・・・と言う事です。ここでオイルの性能を上げれば、と言う話になりそうですが熱によって変化しないオイルは存在しません(存在するなら教えて下さ~い)。

そこでオイルロック機能を強くする部品を製作して組込んで問題を解決したのですが、その為にレース後半までライダーは遠慮なくガンガンいける様になり、結果オイルの劣化が激しくなってしまった事がありましたね-(同じ使用時間で、です)。

つまり、技術が発展する事で人間が能力を発揮できる様にする事と、人間がその能力を発揮する為に技術を発展させる事は相互作用によって成り立っているんだなぁと感じる御依頼でした。

消費制限の為に人間(ライダーや選手)の進化(動作)を制限する様な「制限」になってしまったら・・・それは『能力を発揮するな』と言う事になってしまいますよね?

それって正しいのかなあ~?と。

 

 

ビンテージトライアルバイクのツインショック

メーカー不明のトラ車のツインショックをオーバーホールします。画像を撮り忘れてしまったのですが、分解してみるとかなりヤバい状態でした(^-^;

アルミのスラッジがゲル状になって各部にへばり付き・・・しかーし!これなら何とかなるかな?と楽観的に作業開始!

オーナー様はこのリアショックを大変気に入っているらしく何とかしたいとの事でしたのでなるべくご希望に沿えるように頑張ります!

現行のシールやブッシュ類が使える様にシールヘッドを製作しました。しかし、どこのリアショックなんだろう?海外製の物には間違いなさそうですが…ロッド径やシリンダー径は現行の物にはない規格のショックです。知ってる人、いたらおせーて(笑)。

ロッドには錆は無いものの、0.1㎜程度の歪みがありました。なるべく修正して組込みました。

ガスの注入口を新たに設置して完成させます。造りから言って70年代のショックだと思うのですが、どーなんだろ?

 

TY250Zスコティッシュの純正リアショック オーバーホール

ヤマハのトライアルレプリカバイクTY250Zスコティッシュのリアショックをオーバーホールしました。90年代の半ばに発売されたバイクです。

構造はTTR250やDT230ランツア等の同年代のマシンと共通しておりますね-。

最近トライアルマシンのご依頼が多いのは気のせいでしょうか?

いや、気のせいではなさそうです。