350EXC-Fのリアショックのチューニング ローダウン

16年モデルの350EXC-Fのリアショックをチューニングしました。オーナー様と相談の結果、-20㎜ローダウン+前後バランス最適化の為のリバルビングと言うメニューになりました。

フロントフォークは様子を見てから、と言う事で今回はリアのみです。ストロークのバランスを考えると勿論フロント側のストロークも見直した方がベストです。

ショックスプリングも変更した方が良いのですが、フォーク側がSTD状態ですので今回は見送りました。

今回、オーナー様のご意向で再使用可能なパーツは未交換です。念の為、オイルシールダストシールは交換し完成させました\(^o^)/

CRF125F修理とか色々

毎度ご愛読ありがとうございます!ちょっぴりレア(?)なホンダのCRF125Fの修理を承りました。大人の男性がお遊びで使っているのですが中々のダメージっぷり(笑)。

フォークオイルはダダ洩れ状態でハンドルストッパーは変形(+o+)

ミニモトで遊ぶのって面白いんですよねー。大人の男性が使うには限界性能低いんですが何故か面白い。

ステップの位置が気に入らないとの事なので溶接肉盛りして成形し直しました。ステップ自体はフルサイズモトクロッサーの物を流用して使われている様ですね。

ステップ幅やハンドル形状、大人の体格に合う様に部品を変更していく必要があるのもミニの宿命ですが、ポジションのセッティングがいかに大切か学べるのもミニの良い所じゃないかなあ~と思います。

KTM 250EXCのフロントフォーク オーバーホール修理

2005年式の250EXCのフロントフォークからオイル漏れとの事で、お預かりしました。この頃のWPフォークには、まだイニシャルアジャスト機能が無いですね。

それとこのタイプのリバウンドアジャスタは鬼門で、しっかり処理しないとココから水が入ったり…とトラブルの元になります。

カードリッジ内部の消耗パーツ交換や各部の処理をし、インナーチューブは研磨処理を行ってから組上げていきます。

12年程前のモデルになりますと、意外な部分に消耗があったり色々と注意しながらオーバーホールを行う必要があります。今回は特に大きな異常もなく無事にオーバーホールを完了しました!

ゼファ―χの修理

ゼファ―400のキャブレタからガソリン漏れ修理で車体をお預かりしました。漏れていた部分は4連キャブのジョイント部分でしたので交換しました。

ついでと言っては何ですがエンジンのヘッドカバーからのオイル漏れを確認したのでガスケット交換しました。

合わせ面を綺麗にして組上げました。古い車両ですのでプラスチックパーツやゴムパーツの劣化は否めないですね。

キャブのジョイントも樹脂パーツなので念の為、すべて交換しました。

最後にキャブレターのバランスを取ります。ココが合ってないと調子悪いエンジンになっちゃうのできっちりと合わせます。

今回修理したガソリン漏れとオイル漏れがない事を確認して仕上げていきます。

GSX-R1300のオーリンズ ショック オーバーホール修理

GSX-R1300隼用のオーリンズショックをメンテナンスしました。シール類はもちろん、ピストンバンドやブッシュ、各部のO-ringを交換して組上げていきます。

今回はボトムアウトバンパー(ロッド下部の樹脂製のバンパー)に若干ですがひび割れを確認しましたので念の為、交換しました。

特殊ポンプを用いてエア抜きを完璧に行います。ショック内部を真空状態にしてからショックオイルを充填する装置です。この装置でエアを完璧に追い出す事が可能です。

ダンパーを完成させてリークテストを行いスプリングをセットしてオーナー様にお返しします。

ktm 250SX-F WP48AER FORK オーバーホール

WPサスペンションのエアフォークのオーバーホールを行います。左右のフォークシールは決壊してオイルが漏れていました。念の為、インナダンパーもリークテストを行って確認しながら作業を進めていきます。

インナーチューブは傷や錆を確認して研磨しておきます。

ダンパ機能を担っている右側フォークのインナーダンパーのロッドからもオイル漏れを確認しましたのでシール類は交換しました。

消耗パーツを交換して組上げた右のインナーダンパー、左のエアチャンバーにリークがないか?テストをして仕上げに移ります。