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XLR250のリアショック オーバーホール

いつもありがとうございます。Johnny`s Factoryです。オーナー様からお預かりしたXLR250のリアショックをオーバーホールします。製造年月日から数十年経っておりますが、分解した形跡は無く、初のメンテナンスの様でした。

透明だったサスペンションオイルが見事に真っ黒ですね(;^_^A

若干オイル漏れを確認しました。

幸いな事にシリンダー内壁に偏摩耗などの致命的な不具合はありませんでしたがショックロッドには錆が発生しておりましたので再メッキを行いました。

各部を綺麗に洗浄してシール類や消耗パーツを取り換えて、専用のエア抜き装置で仕上げていきます。

このエア抜き作業は最も重要な工程です。機械にかけるだけでなく手作業でも確認しながら慎重に行います。

仕上げたダンパーはリークテストして、問題なければスプリングをセットしオーナー様の元へ送ります。

 

ハスクバーナ FE250のサスペンション オーバーホー(フロントフォーク編)

毎度ありがとうございます。前回からの続き、フロントフォークに着手しました。オーナー様から承ったのはフォークスプリングとフォークオイルの交換だったのですが、どうもフォークシールからオイル滲みが発生していましたので結局全バラ整備を行いました。

フォークを完成させて車体へ取り付けました。

リアサスペンションのスプリングと共にフォークスプリングも変更しました。オーナーズマニュアルにある前後スプリングのバランスだと体重の軽い方にはイマイチ良くないので、この辺りも加味したレートの物に入れ替えました。

ハスクバーナ FE250のサスペンション オーバーホール(リアショック編)

いつもありがとうございますm(__)m

2017年モデルのhusqvarna FE250のサスペンションのチューニングとメンテナンスを承りました。ちょっと乗り難いとの事でオーナー様の体重を伺いスプリングを変更する事になりました。

最初のメンテナンスとの事でショックオイルの交換も行います。

ハスクバーナとKTMはシャーシ、エンジン共に概ね同じなのですが足回りとエンジンの味付けが結構違います。乱暴な言い方ですがKTMはよりレーシングマシン(スパルタンとまで言わないですが…)でハスクの方がマイルドな味付けです。エンデューロモデルに限った話ですよ~。

この辺りは好みだったり、使うシチュエーションで評価も分かれると思います。

 

2017年式 KTM 250SX-Fのサスペンション(フロントフォークのチューニング編)

先日からの続き、250SX-Fに採用されているWP 48エアフォークのチューニングです。アウターチューブにカシマコーティングのご依頼ですので、コーティングが上がってくる間に色々と思案し、コーティングが上がってくる前にダンパーのチューニングをしておきました。

フロントフォークにゴツゴツ感や硬さを感じ、腕上がりし易いとか曲がらないとか言った症状は実はリア側に原因がある場合が多いのですが(勿論全てではないです)、更にフォーク自体の動きも良くなる様に調整し直します。

そうこうしているとカシマコートができ上ってきました(^^♪今回はブラックカシマです。

最近のオフロードバイクの高性能フォークのストローク量は大よそ300㎜前後でフォークのインナーチューブ径は48ミリ前後。それが高速で行ったり来たりする事を想像してみて下さい。ストローク量を加味した接地面積、行ったり来たりする時間を!

もしその移動ロスが減ったとしたら・・・。

より、路面からの入力を素直に受け止められる様になるので性能が安定して発揮し続ける時間が長く取れるようになるんですね。

実はとても重要な部分なんですよ。ここ。

 

 

2017年式 KTM 250SX-Fのサスペンション(リアショックのチューニング編)

エアフォークを採用しているKTMの250SX-Fのサスペンションをチューニングします。

オーナー様曰く、フロントがゴツゴツして・・・特に下り坂でその症状がきつい、との事です。実はライダーの体格によってはマニュアルに記載されているソフトなセッティングにしても駄目だったりします。

そして、このフロントのゴツゴツ感の原因はリア側にあったりします。フォークに硬さを感じるからと言ってフロント側だけに原因があるとは限らないのがセッティングの難しい所なんですが。

今回お預かりしたショックフォークは新車で購入してから数回しか乗られていない状態でしたので消耗の見られないパーツは再利用し念の為、シール類のみ交換して組上げました。

フロント編へ続く・・・

YZ250のリアショック オーバーホールとローダウン

YAMAHA YZ250のリアショックをメンテナンスします。ついで(?)に30㎜のローダウンになる様にショート加工も行います。

ガス抜けを起こし、それなりヤレていましたが致命的なダメージは無く無事に完成しました。リアショックは1シーズンも使いますとヘタリ始めます。

WP 4CS FORKのメンテナンス

KTM 250EXC Sixday`sに装着されているWPの4CSフォークを点検整備しました。

前回のオーバーホールから9ヶ月程度、過酷に使って(?)オイル滲み発生!

インナーチューブに傷が入っていましたので研磨してシールは交換しました。それ以外には異常は無かったので組上げてオーナー様へお返しします。

CRF250Rのフロントサスペンション オーバーホール

前回からの続きで、今回はフロントフォーク、ステムまわり、ホイルまわり。フロントサスペンションに取り掛かりました。ステムはベアリングとシール類交換してホイルベアリングも同様に交換しました。

ここまでは順調だったのですが…。

フォークを分解してみると、ダンパーに負圧が発生しています!時間が経つとダンパーロッドが引っ込んでしまいます(;´・ω・)

これはアレです。例のシール部分が壊れているのですね~。これは修理しないといけません。

フォークダンパロッドのシールが破損していましたので修理しました。ピストンを留めているナットも緩んで遊んでいました。ココが緩むと減衰圧不良がおきますのでチェックが欠かせない部分です。

フォークがゴツゴツしたりする原因にもなりますので永らくメンテナンスしていないマシンは要注意です。

そしてローダウン加工とリバルビングも行いました。

完成させて車体へ取り付けます。

CRF250Rのリアサスペンション ローダウン&メンテナンス

前回からの続きです。エンジンのメンテを終えてリアサスペンションを分解洗浄して各部を点検していきます。

致命的ダメージはありませんでしたが、年式的にシール類のひび割れ劣化があったので交換してグリスアップしました。一部錆もありましたが研磨して問題なく使える状態でした。ホイルベアリングは交換しました。

ただ…チェーンアジャスタ―のボルトが錆で完全に固着してしまっておりました。

アルミに対して金属のボルトが付いている場合、対策をしておかないとネジが固着しますので注意しましょう。今回は何とか取外す事が出来ましたが最悪スイングアーム交換になってしまいますから。

今回、これが一番大変でした(;^_^A

外せなくて一時はどうなるかと・・・。

続きましてリアショックです。永らくメンテしていなかった様でガスは抜け切りオイルは真っ黒でした。ですが致命的なダメージは無く無事にオーバーホールできました。

それと-30㎜のローダウンになる様にショート加工してリバルビングも行いました。

06年式のCRFなんですが、この頃のCRFはバルビングも優秀で大幅に変更するほどではないのですがオーナ様の体格を加味しつつクロカン用にちょいと仕様変更しました。勿論フロント側も弄りますよー。

エア抜き&オイル充填を済ませ完成しました。今回は更にスプリングを変更しました。

フロント編へ続きます!

オーリンズのリアショック オーバーホール 修理

残暑(?)が続いておりますが皆様如何お過ごしでしょうか?熱中症には気を付けてご自愛ください。

さてオーナー様からOHLINSのショックが送られてきました。中身を確認した所、永い間ノンメンテだったご様子でオイルが漏れておりました。

分解して洗浄して消耗パーツを交換しロッド研磨。オイル充填エア抜きと一つ一つ確実に行い組上げていきます。