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VFR750R リアショックの修理

89年モデルのVFR750Rの純正リアショックですが・・・オイル抜けとガス抜けの状態が長かった為か、ダンパー内部に負圧が発生して、スプリングのイニシャル量を調整するジクナットがショックボディに噛み込んでいました💦

ダンパーを分解するのにスプリングを外す必要があるんですが、スプリングシートのストッパーが積年の・・・固着💔

なので軸ナットを緩めてスプリングを必要な寸法まで緩めないといけません。

なんとか壊さない様に外せましたが・・・ネジ山に少々ダメージが残ってしまいました。

機能的には問題のない様にネジ山を修正!

ハラハラドキドキしましたが何とかなりました😅

各部を点検してみると・・・ダンパーボディの内側には一部打痕が付いていました。89年製造から数十年経っていますが初めてのメンテの様なので仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・。

オイル漏れのまま使うと・・・本当に壊れてしまいますので定期的なメンテナンスをお願いしたいです(T T)

当時のバイクは現在の物と違ってメーカーの本気さが伝わる良いバイクだと思います。VFR750Rも然りです。

この頃の純正サスペンションは下手なカスタムパーツよりも良く出来ていますし、再生できなくなる状態になってしまう前にメンテナンスをー!!!! m(_ _)m

分解しながら直せなくなってしまうんじゃないかと不安でしたが直せて良かった・・・ほっと一安心❤️

古いバイクが好きで辞められないお仕事ですが、数十年間使われてきた物は何が起きているか分からなくて中々難しいです。

そんな事を久々に思いましたw

 

CRM50 純正リアショックのオーバーホール

ショックロッドに大きな傷が入っていました。

バンプラバーに隠れる部分ですが、フルボトムするとバンプラバーは潰れながらストロークしますので再メッキが必要な状態でした。

再メッキして再生します。

ショックロッドが綺麗に再生されて戻ってきましたので、さっそく組み上げていきましょう!

セロー225の純正リアショック オーバーホール

セローやWR250Rなどのヤマハ製のトレールバイクはヤマハオリジナルのリアショックが装着されています。

KYBやShowaではないんですね(例外もありますよー)。

なので分解組立の方法や使われている部品も独特なものがあります。

完璧に仕上げる為にエア抜き用の装置に接続できる様にプラグ穴を追加する必要もあったりします。

セロ−225もとても楽しいバイクだったなあ〜と記憶してますが最近あまり見かけなくなった気がします。

ちょっと寂しいですね。

Ohlins リアショックのオーバーホール ビモータ用

bimota YB6(80年代後半のマシン)というモデルに装着しているそうです。

ショックナンバーもBから始まるので専用品なのかも???

当時も超高級バイクだったんですが日本国内ではどの位、販売されたんでしょう?

バブリーなジャパンだったので沢山売たんでしょうか?w

ショックロッドの錆 再メッキ

NSR250Rのショックロッドですが・・・錆が発生してメッキがめくれてしまっていました。

めくれたメッキがロッドガイドを傷つけてしまっています。

そのまま組込む事はできませんので再生メッキして復活させます。

ガス式のリアショックは高圧ガスを充填しますのでロッドの状態は重要になてきます。