DT200Rのリアショックのオーバーホールに取り掛かりました。ショックロッドは錆が酷く再メッキが必要でした。
YAMAHAのショックロッドは再メッキの際、内部からニードルを取り出す為に一部を削り取る必要があります。
その為、ニードルを元に戻し位置を保持する為にホルダーを製作する必要がございます。再メッキに出す前に製作しておきました。
専門工場も年末年始のお休みに入ってしまう為、少々お時間を頂きますm(__)m
先日、再メッキに出したロッドが綺麗に再生されて戻ってきましたのでさっそくオーバーホール作業に取り掛かりました。
錆びていたロッドが綺麗になり、歪みなども修正されて帰ってきます。綺麗です。
ME06のショックはノンメンテのまま使い込まれている物が多く、中には致命的なダメージを抱えてしまっている場合も多く見受けられます。
そう言った場合、完全なオーバーホールが出来なくなってしまっている事もあるのですが、こちらの個体は大丈夫でした(^O^)/
シリンダーボディがアルミ無垢ですので内壁が凸凹になり修理不能の場合も多々見受けます。その場合はオイル漏れが直らない事も・・・(T_T)
エア抜きオイル充填を済ませて動作確認、リークテストをして完成させます。