「車両販売」カテゴリーアーカイブ

2017 KTM 250EXC サスペンション セッティング調整

いつもご愛読ありがとうございます。今回はKTMのEXCシリーズについてです。特に17年モデルからのシャーシに的を絞って書こうと思います。

前モデルと比べ全体的にコンパクトになった印象を受けます。足付性も良くなっています。

特筆すべきはWP 48Xplorフォークと新しくなったWP PDSショックだと思うのですが…弱点がチラホラと見受けられます。

新型のWP 48Xplorですが先ず、全体的にダンパボリュームが不足している感が否めません。ダンパーピストンが小さ過ぎるので大きくしたい所ですがカードリッジシステムを丸ごと変更する必要が出てきてしまう。

海外のメーカーですと中身をごっそり入れ替えるキットなんかも販売されていますが価格を考えると…。そこでリバルビングで解決できないかと試行錯誤しました。

意外と苦労せずに良い結果が出せたのですが、やっぱ普通のクローズドフォークが一番安定してると思いました。

最近、左右非対称のフォークが主流ですが、個人的にはメリットが感じられないんですよね。メリットはメーカー側にある様な…???

そしてリアショック。前モデルと比較してシリンダー径が変わりました。物凄く期待していたんです。16モデルまでのPDSの弱点と言うか癖と言うか、その辺を加味すると良い方向になってる筈なのは間違いない!と。

実はフォークよりもリアショックの方が難有りだったのです(^^;

先ず全体的にダンパーボリューム不足。そして減衰の立ち上がり方は前モデルより良好なんですがオイルロックが強過ぎて奥側のストローク部分が全く使えない( ;∀;)

何じゃこりゃあー!

と言う部分を全て改善すると…あら不思議!前モデルよりも更にコントロールし易くなります。

最初ノーマル状態で、ぱっと乗った感じは概ね良好な印象なのです。硬さは皆無でよく動いてくれますし。

所が、お山ではトラクションが抜け易く車体がクルンと変な方向向いちゃったり、コーナリングではリアのトラクションが抜け易く神経質だったり、あれ?あれ?と。

そして高速域ではフロントの動きが重く感じられ軽快感がなく、終いにはチャタとウォブリングの嵐!

逆を言えば、ここまで分かり易いと改善方法も分かり易かったので助かりました(笑)。

こちらのチューニング済のデモ車も放出いたします。画像は保安パーツを全て取り払っておりますが勿論付属します。

登録も可能ですのでこの機会に如何でしょう?興味ある方はお問合せ下さい。(ありがとうございました Sold out!)

 

 

 

CRF150RⅡ サスペンションのセッティング調整

いつもご愛読ありがとうございます。今回はホンダのCRF150Rのサスペンションについて、です。このCRF150RはCR85Rをベースに4STエンジンが搭載された初のミニモトクロッサーになります。車体を観察しますと開発に苦労の跡が多く見られます。

妥協点を感じさせる部分もしばしば。

2007年当時、色々と苦情(?)を聞かされた記憶があります(笑)。サスは底付くし…酷いとスイングアームが折れたり…なんてこともありましたね。

2ST85㏄から4ST150㏄になった事で、車重増加や単気筒4STエンジン特有のピッチングの激しさが原因でライダーを悩ませておりました。それでも当時は2STはもう古い!これからは4STの時代だ!なんて皆思っておりましたしミニモトブームだった事も重なり、ちょっとした150Rは人気車種の地位を築いたのでごぜーやす。

サスの『リバルビング』と言う言葉が一般的になったのもこのCRF150Rの影響が大きかったんじゃないかな?と思います。メーカーの出した妥協点が素人にもバレてしまう程の品質だったとも言えますが…。

エンジンは物凄く良かったんですが…コストダウンのしわ寄せを全部サスに押し付けたんじゃない?なんて私は当時感じたものです。

そうなるとチューニング屋さんの出番になる訳です。正にブームになりましたね(笑)。

先ずは兎に角、軽量化です。正攻法。コストダウンの為の鋳鉄パーツを軽い物に変え、遠心力の強く出る部分は特に軽くして、その上で更に足りない(省略された)機能を追加するという方法。基本です。

バネ下の軽量化が如何に大切か?それはサスペンションの存在理由を理解できれば簡単にわかるかと。

所が我流の俄チューナー達の訳の分からない噂も飛び交いまくりましたね(苦笑)。ブームが起きると冷静さを失うのが市場ってもんなのでしょうね。今思い出すと笑っちゃうんですが。

私も色々と勉強させられた感慨深いモデルです。最初から答えが分かっていた訳ではないので偉そうな事は言えません。ですが基本が重要なのだと再確認させられたモデルです。

ブームは沈静化したものの、今でも根本的に改善されたモデルチェンジは行われていないようですので悩まれてるライダーもいらっしゃると思います。

サスペンションの不具合は元より、大の大人が子供用に作られたミニモトに乗って本気で攻める!と言ったブームでしたので 極端にポジションを変更する訳です。あれからもう10年以上経ったのかよ-!

ですのでポジション(ハンドル位置やシート高、ステップ位置)がハンドリングに与える影響の勉強にもなりました。頭では勉強して知っていた筈の知識だったのですが…。

具体的例で言えば、体格に合わせてハンドルの『幅』『高さ』『ポスト位置』を変更しますと、フロントサスペンションから腕に伝わる力が大きくなったり小さくなったりする訳です。逆もしかりです。

シートの形状もライディングに大きく影響するって事も身に染みて理解させられました。

何か備忘録になってしまいましたが本当に勉強させられたモデルだったんですよ。

多くの方々に愛されたバイクってのは実は駄目なバイクだったりするんじゃないかな?とか思ったり。そんなマシン(メーカー供給品)をどうにかしようとするライダー(ユーザー)との『歩み寄り』が『バイクを楽しむ』醍醐味なんじゃねーか?と思う今日この頃でございやす。

実はこのデモ車のCRF150RⅡを大放出します!150Rの弱点を改善するチューンが施されております。

販売価格や詳細は…興味のある方はご連絡下さい。