「エンジン」カテゴリーアーカイブ

XL230 カムチェーンのコマ飛び

突然のエンジンパワーダウンとの事でしたが原因はカムチェーンのコマ飛びによるバルブタイミングの狂いでした。

念の為、シリンダーヘッド/シリンダーを外してダメージがないか確認した所・・・吸気バルブとピストンに接触した痕が!!

ピストンやコンロッド、バルブやガイドにダメージが行っていない事を祈りつつ確認作業です。

若干ですが当たってましたが・・・曲がり変形なく再使用できそうでした。念の為、カムチェーンまわりは新品に交換する事になりパーツを手配しました。

 

XL230 エンジン降ろしました

 

XL230です。エンジンはSL系なんですが・・・。

ヘッドカバーを外して点検しようとした所、エンジン降ろさないとヘッドカバーすら外れないΣ(・□・;)!!!

知りませんでしたよ。とほほほ・・・。

オーナー様から突然パワーダウンしたとの事で点検してみるとカムチェーンがコマ飛びしていました。

念の為、ピストンとバルブが接触してないか確認しないといけないし、降ろした方が作業し易いので、まあいっか!

続く・・・

CR85Rのエンジン オーバーホール

CR85Rのエンジンをオーバーホールしました。

ミッションのベアリングとクランクシャフトのベアリングは新品に交換しました。

クランク本体は振れとガタが出てましたので新品に交換です。

ピストンまわりもクラッチも新品に~♪

今回、シリンダーの状態は良好でしたので再使用しました。

ゼファ―χの修理

ゼファ―400のキャブレタからガソリン漏れ修理で車体をお預かりしました。漏れていた部分は4連キャブのジョイント部分でしたので交換しました。

ついでと言っては何ですがエンジンのヘッドカバーからのオイル漏れを確認したのでガスケット交換しました。

合わせ面を綺麗にして組上げました。古い車両ですのでプラスチックパーツやゴムパーツの劣化は否めないですね。

キャブのジョイントも樹脂パーツなので念の為、すべて交換しました。

最後にキャブレターのバランスを取ります。ココが合ってないと調子悪いエンジンになっちゃうのできっちりと合わせます。

今回修理したガソリン漏れとオイル漏れがない事を確認して仕上げていきます。

CRF250Fのメンテナンス(エンジン編)

2006年式のCRF250Rの点検整備の模様です。足回りの方も承っていますが先ずはエンジンから。

年式から見て10年程度の年月が経っておりますし、使われ方も様々ですので、ある程度分解して見極める作業から開始です。オーナー様は簡単なメンテナンスは実施していたとの事ですがエンジンを開けて云々・・・的なメンテは全くしてないとの事。

10年前の4STモトクロッサーエンジンはまだまだ未完成でしたよね。他メーカーも含めてですがトラブルも多く見受けられましたし弱点と言うか駄目になり易い部分があったのは事実。

そうそう。あの頃を思い出して車種ごとの弱点を先ずは点検します。あー、これねー。って感じで(笑)。

2010年以前はCRF(ホンダ)全盛期でしたね。サンデーライダーは何故かCRF(ホンダ)を選択してる人が多かったよね~。あの頃はとにかく赤が多かった。

エンジンのある部分の弱点はあったものの他メーカーと比べて乗り易く激しく使わなければ耐久性にも何にも問題ないマシン。このCRFはそんな感じでした。

念の為と言うか、10年程度経過してますのでカウンターシャフトのシール部分やウォータポンプ周りはオーバーホールしました。ヘッドも大きな問題なくカムチェン交換とバルタイ調整でOKでした。

懐かしさと言えばいいのか?あの頃は~♪Σ(゚□゚;)ってな感じですかね。

最近、ヨーロッパの各先進国はレシプロエンジンの生産中止とエレクトリック化を声高らかに宣言しましたが、もう既にヨーロッパの嘘を鵜呑みにする程、僕たちは馬鹿じゃないんですよ。日本企業がその嘘や彼らの都合のいい言い分に振り回されるのはもう御免こうむりたい。

僕の友人がね、「不寛容社会」って言うのね。イ〇リスに住んでるんだけどね。話を聴いてるともう滅茶苦茶なんですわ、あの人達が作り上げた国。それに付き合わないといけないと思ってる日本のメーカーも目を覚ましてくれないかと。10年前のマシンをいじってみて感じた今日この頃です。

 

YZ250Fのピストン周りのメンテナンス

YZ250Fのエンジンのピストンを交換しました。作業中の画像を撮り忘れてしまいました(^^;

意外と伸びるカムチェーン類も交換しました。今回はそんなに伸びておりませんでしたが、著しく伸びますとバルタイが狂ってトラブルの原因になりますので伸びる前に交換した方が良いのです。

それから画像ないんですがサイレンサーにクラックが複数入っていましたので溶接しておきました(^^;

先日、モディファイした17モデルのEXCですが結果は良好でした\(^o^)/

リアのトラクション性能が上がり直進性、旋回性、共にSTD状態よりも良くなりました。ただ20mmのローダウン量ですと足付性は思ったほどではなくローシートと併用した方がより良い結果が出そうな感じでした(^^;

ただ、ここまでトラクション性能が向上すれば足つかんでも怖くないなあ・・・とも感じましたね。ローシート・・・悩みどころです。

WR250Fのエンジンメンテ

前回からの続きです。ようやくヘッドまわりの部品が揃いました。やっと揃ったー!ヘッドまわりを気合入れてピカピカにしましたよ、ええ。

燃焼室やポートを洗浄してバルブやガイド類を交換してシートも仕上げました。シートとバルブの当りも気持ち良いー!

と、調子に乗りつつ順調に組んで行ったんですが、ここでまた一つ問題が発生!

手持ちのシムが一部足りず、バルブクリアランスが・・・トホホホ( ;∀;)

急きょパーツを注文しましたのでもうしばしお待ち下さいm(__)m

2017モデルKTMエンデューロモデル

2017年モデルの2st 250EXCに初乗りして参りました!中々入荷しなくて、手元に自前のマシンが無くて・・・久しぶりに乗ったんですが、前モデルと比べてとても軽快な足回りになっている印象を強く受けました。

実は12月の初めには手元にあったんですが、あまりにも待ち過ぎてバイクに乗る気が失せてしまっていたんです(^^

年末で忙しいし本当は150xcwに乗りたかったのもあったんですが・・・。

しかーし!あるお客様から誘って頂き近所の河原で一緒に遊んでいただきバイクの楽しさを思い出させてもらいました(苦笑)。ありがたいことですよ。ええ。

バイクの状態は基本ノーマルで、スプリングのみ体重に合わせた物を入れた状態での初乗り。最初は動きが悪かったんですが数十分も乗っていると動きが良くなってきました。結構あたり付くのが早いっすね!

するとどうでしょう?以前までのモデルだとローダウンしないと私の体格ではきつい場面が多々あるし、前後のバランスも大きく変更する必要があったんですが、この17モデルは行けちゃいます!

ステムの位置はそのままにタンクからシートレールにかけて低くなっているシャーシレイアウトと、ショックシリンダー径の変更が相まってとても軽快で前モデルをチューンしたのと同じくらいに良かったです。前後のバランスが良くないとこうはなりません。

更に良くするために2点ほど。先ずフォークの反応をもう少し上げたいのと、リアの沈み込みの時間をもう少し長くしたいなあ~っと。欲を言えば20㎜程度のローダウンも。難所では足付性が良い事に越したことないし・・・とかチューニングのイメージが分かり易く得られました。勿論クリックでその様になる様に徐々に変更していったんですが根本的には解決できませんでした。どのサスも一緒ですがクリックの変更では限界があるんですよね。

スタンダード状態でバランスが良いからイメージが湧きやすいんですね。バランスが悪い車体ですと分けわからなくてイメージも湧きにくいんですよ。エンデューロマシンを作り続け、モトクロスでも成熟をしつつあるktmだからこその17モデルなんだなーと感じました。「継続は力なり」とはよく言ったものだと。

んで、エンジンですが前モデルと比べて雑誌なんかで謳っているほど違いを感じませんでした。バランサーで振動が激減していると言う印象も・・・ウーンって分かんねーや!感じでしたね。近所の河原ですし、ぶっ飛ばせないのでそう感じたのかもしれません。偉そうに言ってますが私自身、2st250㏄を全開で走らせる事ができませ-ン!

ただ、一つ。最初のエンジンが冷え切っている時の始動儀式は相変わらずですが、走行中(エンジンが温まっている時)のエンスト時の再始動がえらく良い!前モデルの2スト125㏄以上に再始動が楽にできます。これは凄いアドバンテージじゃない!

それと、トルクは前モデルより有る印象で、わざと低回転で登ってみた時の印象が違いました。ただパワー感はどうなんでしょう?私の技量では今の所、わからなかったです(^^;

続く…。

WR250Fのエンジン

鉄フレーム期のWR250Fです。エンジンをフルオーバーホールします。

先ずは点検しながら分解洗浄しました。

実は去年末からお預かりしているのですが腰上の一部パーツがバックオーダー中で大変お待たせしております。腰下を完成させておきました。

クランクやシリンダーまわりを新品に交換してベアリングやシールも交換しておきます。

続く…