「サスペンション」カテゴリーアーカイブ

XJRの純正オーリンズショックと偽物オーリンズ

大変多くご依頼を受けるOhlinsのリアショックですが、実はニセモノも多いです。

※上の画像は本物です。

こちらはニセモノです。

ショックボディの刻印が『OULINS』となっており、ガス室に貼られているステッカーもロゴが微妙に変です(ステッカーは後から幾らでも張り替えられますのでアテにできませんが・・・)。

偽物の場合はオーバーホールできませんので御留意下さい。

アンドレアーニ フォークカードリッジキット

1290デュークに純正採用されているフォークWP4860ROTA SPLITなのですが・・・全体的に減衰力不足で悩まれているオーナー様は多い様に感じます。

実際、簡易的な構造でコストダウン品である事は否めないんですよね・・・。

それらを解決する為のアップグレードキットがWPからも販売されておりますが・・・とても高価。

そこでオーナー様が見つけてきたアンドレアーニ社製のカードリッジキットを組み込む事になりました。

正直、使った事がないので的確な提案が出来なかったのですが、STDよりは良くなるかもしれないと言うことで、ご依頼をお受けしました。

先ずはメーカーさんの指定するセッティングで組み込みました。

XL80S メンテナンス開始(フロントサスペンション)

コイルを巻き直してエンジンも無事に掛かる様になり、バッテリーへの充電や灯火類も問題なしになりましたので、走らせてみました。

マフラーはこれ以上腐食させたくないので再塗装しましたが、プロテクターのビスが焼き付いていてネジ山がブッ壊れたので溶接して穴を埋め直して・・・ネジを修理して・・・意外と手間が掛かり・・・結構頑張ったのもありまして・・・

正直な感想ですが・・・おもちゃみたいな乗り味でした💦

エンジンは快調ですが、頑張った分(?)なんだか期待外れと言いますか・・・。

特にフロントサスペンションは、ペコンと入ってポコンと戻ってくるw

メンテナンスされた同時期のCT110と比べても、貧弱に感じる。

同時期のCT110とXL80Sのフロントフォークはほぼ同じ構造なのですが、大きく違うのはホイール径とトップブリッジです。

これはメンテしてないXL80Sと、メンテされたCT110との違いなのか???

じゃあ先ずはメンテナンスしてみようかと。

トップブリッジをアルミ鋳物に変えたりホイール径をインチアップしたくなりますが、やはり健康なSTD状態を確認してからカスタムプランを練りましょうw

はやる気持ちを抑えますw w w

フォークとステムをメンテし終わって・・・全然動きが変わりました。

単純な構造のフォークが故なのか?

ペッコンポッコンの動いていたのがスッと入ってグッと戻ってくる。これは期待できそう!

久々のミニバイクですが楽しいですね♪

次の休日に林道アタックしてみようかな?

 

CB1000SF 純正リアショックのオイル漏れ修理

CB1000SFの純正リアショックです。

流石に古いのでショックロッドに点錆が発生していました。

オーナー様へはロッドの再メッキをお勧めしましたが御予算の都合で研磨のみで組上げました(保証対象外になりますが)。

ストローク奥側が特に酷かったので代わりに、なるべくフルボトムしない様に高さのあるバンプラバーを取り付けました。