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XR250R(ME06)のリアサスペンション

リアサスペンションを分解して点検してみると・・・リアショックからアルミスラッジの混じったオイルが漏れてきておりました💦

これはやばい予感・・・。

廃油が尋常じゃない汚れ方をしていました。

これはアルミのシリンダーが異常磨耗している予兆なのですが・・・確認してみるとシリンダー内壁がかなり磨耗していました(+_+)

こうなってしまうと、オーバーホールしても本来の性能を取り戻せないばかりか、オイル漏れを再発しやすくなってしまいます。

当時のXRはコーティングされていないシリンダーなので特に注意しないといけません。

KX65 リアショックの修理

分解してみるとロッドガイドブッシュが入っておらず・・・ブッシュのハマる部分が荒れてしまっていました(;^_^A

旋盤で修正したのちにオーバーサイズのガイドブッシュを製作しました。

無くなってしまったガイドブッシュは何処へいってしまったのだろう?????

注意深く点検してみましたが見つかりません💦

オーナー様がご自身で途中まで分解したとの事でしたw

クロスカントリーの苛酷さ(^-^;

yz125xです。オーナー様はクロスカントリーのレースで活躍されております。

フォークを分解してみると・・・片側のフォークカードリッジ内部のオイルが抜け切っていました💦

念の為、フォークダンパーをオーバーホールしました。

逆側のフォークを分解してみたら・・・フォークダンパー内を加圧しているスプリングが折れていました(+_+)

中々見ない症状ですが・・・この状態ですと左右共にダンパーが効いていない状態だった筈です。

恐らくギャップを超えるたびにフロントが暴れていた中を走行していたんじゃないかと・・・。

各部を修理して組み上げます。

リアショックは大きな損傷なかったのですがオイルがハンパなく汚れていました(^-^;

今回はフォークアウターも変形していた為、交換しました。

これできちんとサスペンションが仕事してくれるようになったので今年も頑張ってください!

リアショックのオーバーホールの重要性

DR250Rの純正リアショックです。

分解してみると・・・オイルとガスは抜け切っていました(^-^;

こうなるとコイルスプリングの固有振動を抑えられなくなり、リアホイールが振動し続け、運転どころではなくなり大変危険です。

そしてリアショックの内部にも多大なダメージを負う場合があります。

ショックボディ内壁(シリンダーボディ)がガタガタになってしまったり、ピストン周りにダメージを与えてしまい、修理もできなくなってしまう事もあります。

このショックはショックロッドガイドの摩耗だけで済みましたが・・・(^-^;

純正品でもメンテナンス可能なリアショックも沢山ありますので、定期的なメンテナンスをお勧めいたします。