「修理」カテゴリーアーカイブ

XLR250(MD22)の純正リアショックをオーバーホール

XLR250の純正ショックをオーバーホールしました。分解してみると廃油は真っ黒になり既に役目を終えております(^^;

MD30やME06も同じくですが、ノンコーティングのアルミシリンダーですので永らくメンテせずにオフロードでガンガン使っているとシリンダー内壁が凸凹に摩耗してしまい、オーバーホールしても完全に性能を取り戻す事が困難になってしまう事もあります。

そうなってしまいますと最悪はオーバーホールが出来なくなってしまう事になりますので定期的なメンテナンスをお勧めいたします。今回は若干の段付きが見られましたが何とかなりそうでした。

NSF100Fの純正リアショックオーバーホール

NSF100Fの純正リアショックをオイル漏れとの事でオーバーホールします。サーキットで36時間使用したとの事ですが、オイルは激しく汚れ各部、消耗が見られました。

ガス抜けの為、ブラッダ変形は変形し、ピストンバンドは摩耗し外れかかっていました。そしてガイドブッシュは偏摩耗してコーティングが一部剥げています。

例えば全く同じラップタイムのライダーでも、タイヤの消耗が激しいライダーも居れば、消耗が少ないライダーも居ますので一概に走り方が悪いとは言えません。

ライダーは消耗を気にするよりラップタイムを重視する物ですから・・・メカニック泣かせです( ;∀;)

各部を綺麗に洗浄して破損したパーツや消耗パーツを交換します。

オイル充填とエア抜きを済ませ、リークテストをしてからスプリングを元の位置にセットし完成です。

DT200R リアショックロッド再メッキ

DT200Rのリアショックのオーバーホールに取り掛かりました。ショックロッドは錆が酷く再メッキが必要でした。

YAMAHAのショックロッドは再メッキの際、内部からニードルを取り出す為に一部を削り取る必要があります。

その為、ニードルを元に戻し位置を保持する為にホルダーを製作する必要がございます。再メッキに出す前に製作しておきました。

専門工場も年末年始のお休みに入ってしまう為、少々お時間を頂きますm(__)m

ジェベル250XC-GPSの純正リアショック オーバーホール

前回からの続きです。

錆びていたショックロッドが綺麗に再生されて戻ってきました。

砕け散って無くなっていたバンプラバー、ガス圧が低下して変形してしまったブラッダ、傷だらけのピストンバンド・・・基本的な消耗パーツは新品に交換して組上げます。

組上げたショックを専用の装置に接続して、エア抜きオイル充填を行い仕上げます。

XR250Rの純正リアショック再生

先日、再メッキに出したロッドが綺麗に再生されて戻ってきましたのでさっそくオーバーホール作業に取り掛かりました。

錆びていたロッドが綺麗になり、歪みなども修正されて帰ってきます。綺麗です。

ME06のショックはノンメンテのまま使い込まれている物が多く、中には致命的なダメージを抱えてしまっている場合も多く見受けられます。

そう言った場合、完全なオーバーホールが出来なくなってしまっている事もあるのですが、こちらの個体は大丈夫でした(^O^)/

シリンダーボディがアルミ無垢ですので内壁が凸凹になり修理不能の場合も多々見受けます。その場合はオイル漏れが直らない事も・・・(T_T)

エア抜きオイル充填を済ませて動作確認、リークテストをして完成させます。

ジェベル250XC-GPS リアショック オイル漏れ修理

GPS付きのジェベル250XCのリアショックです。オイル漏れを起こしていました。

ロッドも錆が発生して凸凹に(^^;)

当時のメーカー純正GPS付きジェベルです。昔のGPSなので数値を地図に照らし合わせながら位置を確認するやつです。

珍しいですよね。実は見た事無いんですが、どんなGPSだったんだろう???

このままですとオーバーホールしてもオイル漏れし易いのでロッドを再メッキに出します。

CB400SFのリアショック オイル漏れ修理

スーパーフォアのショックからオイル漏れとの事で車体をお預かりしました。

ディーラーの方では交換になるとの事で、何とかならないかと弊社へお問合せ頂きました。

新品ですと片側で6万円程の出費になるそうで左右共に交換すると大台に乗ってしまいますね(^^;

純正品は確かに高価なショックユニットですが性能もきちんとしております。

安価な社外品ショックを安易に交換するよりはオーバーホールを断然お勧めします。

CB1300SF 純正SHOWAリアショックのオイル漏れ修理

CB1300SFのリアショックからオイル漏れとの事でオーバーホールしました。分解してみるとガスは抜け切り、オイルは白濁しておりました。

幸い大きな損傷無く、無事にオーバーホールできました。

オイル漏れを起こすまで酷使されてしまったショックの場合、オーバーホールはおろか修理すら不可能になってしまっている物も見受けます。

最低でも1万キロに1回のオーバーホールをお勧めしますm(__)m