前回からの続きです。
錆びていたショックロッドが綺麗に再生されて戻ってきました。
砕け散って無くなっていたバンプラバー、ガス圧が低下して変形してしまったブラッダ、傷だらけのピストンバンド・・・基本的な消耗パーツは新品に交換して組上げます。
組上げたショックを専用の装置に接続して、エア抜きオイル充填を行い仕上げます。
先日、再メッキに出したロッドが綺麗に再生されて戻ってきましたのでさっそくオーバーホール作業に取り掛かりました。
錆びていたロッドが綺麗になり、歪みなども修正されて帰ってきます。綺麗です。
ME06のショックはノンメンテのまま使い込まれている物が多く、中には致命的なダメージを抱えてしまっている場合も多く見受けられます。
そう言った場合、完全なオーバーホールが出来なくなってしまっている事もあるのですが、こちらの個体は大丈夫でした(^O^)/
シリンダーボディがアルミ無垢ですので内壁が凸凹になり修理不能の場合も多々見受けます。その場合はオイル漏れが直らない事も・・・(T_T)
エア抜きオイル充填を済ませて動作確認、リークテストをして完成させます。