1990年前後の数年間生産された4ST 400ccのスーパースポーツバイクです。
日本のモータリゼーションが最高潮だった時期のマシンの中の一台だと言えると思います。
分解してみると初めてのオーバーホールの様です。
ガス圧は0気圧。オイルも腐っておりましたが・・・30年以上オイル漏れしないって・・・どーゆーことw?
NSF100を男性大人ライダーが使う場合、やはり性能不足が否めないと思います。
とにかくダンパーボリューム不足で不安を抱えているライダーは多い様に思います。
日々のメンテも重要でなショックです。無垢のアルミ合金ボディなのでオイルも劣化が早い!注意が必要です。今回も廃油は真っ黒でした😅
当社でお勧めしているのは、大きな改造はせずに純正品をベースに改良する方法です。
安価で済みますし、そもそも構造的に無理があるので高価な社外品に交換する方が良い結果が得られる場合がある為です。
しかもレースのレギュレーションにもよるのでなかなか難しい問題です・・・。
そこでお勧めしてるのが安価で済むライトなチューンナップ方法です。
内部のパーツを変更せずにSTDパーツのみでダンパーボリュームを見直します。
レギュレーションが許すならば高価な社外品でセットアップした方が良い結果が出せるし・・・内部パーツの変更もレギュレーション上ダメ・・・となると・・・この方法しかないかな?と・・・。妥協案になってしまいますがオーバーホールついでに施工して試していただけばチューニングの方向性も見えてくると思います。