セロー225のリアショック オーバーホールを承りました。それ以外にも走行中にカタカタと音がするとの事で点検しました。
テスト走行してみたのですが、確かに不定期に何かが動いてぶつかる様な音と言うか振動が伝わってきます。パターンが無いので頭を悩ませつつ…各部点検してみた所、エンジンハンガーのボルトが緩んでおりました。
あぶねーあぶねー(^^;
次にリアサスに取り掛かりました。オイル滲んでますねぇ。
ヤマハ(創輝)製のリアショックは独特な造りだったり、どちらかと言うとOHLINSを模倣した様な構造で耐久性よりもフリクションロスを低く抑える様なパーツを採用してます。ヤマリンズってのもありますし実際提携してますし。
その為なのか漏れやすい気がしますね。
逆を言えば漏れてメンテナンス時期を教えてくれるとも言えます。
はい。いつも通り分解洗浄点検です。この時点でショックボディにガスを注入する為のバルブを取り付けます。
シムも一枚一枚磨くのですが、その配列を見ながら、こうしたらもっと良くなるだろうなぁとか、ここの構造は変えたいなぁとか考えたりしちゃいます。
職業病でしょうか?
ダンパーを完成させたらリークテストを行い、問題なければ車体へ組込み完成させます。