定期メンテをご希望との事なので、基本的な消耗パーツは全て新品に交換しました。

CBR250RRです。30年位前のマシンですが、250㏄クラスで贅沢な造りをしている、今となっては貴重なマシンになりましたね。

モノ式と比べて構造的にツインショックは消耗し易いです。

今回、オイル漏れ発生との事で修理しました。

ガンマです。30年前のショックです。でもオーバーホールは可能です♪

バンプラバーは砕けガス抜けとオイル劣化していましたが致命的なダメージは無く、これでまた快適に乗って頂けると思います。

ショックロッドの中央部分が錆びていたので再生メッキにてオーバーホールしました。

COMP調整ノッチからオイル漏れを確認したので交換しました。

この部分は廃番なので中古の良品を用いました。

メンテナンスのご依頼でしたが…廃油に水分が混入していたので、リバウンドアジャスタを分解して修理しました。年式にもよりますがこの頃のフォークはリバウンドアジャスタから水分が入ってしまう事が多いので注意が必要です。

最悪は錆ついてアジャスターが動かなくなります。

左右共に同じ様な状態でした(^^;

コンプレッション調整ノッチを回してみると…オイルが漏れてきました(T_T)

こちらも左右共に修理しました。

左右共にバンプラバーが砕け散って、ガス圧が低下していました。

製造から数十年が経過していますので、ガスは完全に抜け切りオイルも劣化が進んでいました。