ジータから販売されているショックをショート化する部品を組み込みます。

分解せずに組み込もうとすると、シールヘッドを内側に押し込む形になりますので、ダンパーの容積が小さくなってしまいガス室を変形させてしまいますので、ショックを分解して組み込む必要があります。

今回は新車から数回しか使用していないとの事でしたので、ショックオイル交換を行いつつパーツを組み込みました。

2016年以降のZX10Rにはオンロード用の分離加圧型フロントフォークが採用されています。

オフロード用のフォークと違いスペースが限られている為か？ガス室がアンダーブラケットに取り付けられています。

オリフィスも複雑な経路になっていますので手作業でエア抜きは無理だろうな・・・。ってか無理っす！分解したらエアが入ってしまいますので分解しないでくださいね😅

そこで今回はエア抜き用のポンプと接続するためのアダプターを製作しました。

個人的には分離加圧型フォークが理想的な性能のフロントフォークだと思っています。キャビテーションの問題から解放される事で安定した性能を維持できます。

しかしロードマシン用のフォークはスペース的に難しかったので最近まで採用されてなかったんじゃないかと推測してます。

つまり性能的に重要なのはフォーク内で独立したダンパーユニットの方です。

カワサキのマニュアルではダンパー外側のオイル交換とシール交換のみになっていますが、やはりダンパー内部もメンテナンスしませんと性能復帰できません。

オフ車の場合、ガス室はフォーク上部に配置されていますがBFFの場合はアクスルブラケットに配置されバネ下重量が増してしまうのが気に掛かります。

そして圧と伸びの減衰力発生装置も中々大きく、それもアクスルブラケットに配置されています。

持った感じも重さがあり気になります。だからこそ最近までロードバイク用のフロントフォークには採用しなかったんじゃ？？？

サスペンションの路面追従性向上の為のバネ下重量は重要事項になってきますので・・・。

バネ下重量を犠牲にしてでもダンパー性能の安定性を重視した結果なんだろうなあ・・・と想像してます。

なんて難しい事をツラツラと書いてしまいましたが・・・見た目がメチャクチャかっこいいですねー♪

ピンク色のスプリングが可愛いらしいです♪

80年代のマシンです。

エンドアイ部分の形状が独特ですね。古いマシンですがショック自体は非常に良い状態でした。

HONDAの最後の頃のツーストロークマシン。

MXのコンペマシンCRシリーズが最後だったんですよね・・・そーいえばHONDAが新たに開発する噂のあった2STエンジンってどうなったんだろ？

25年(？)くらい前のオーリンズですが・・・特に大きなダメージがなかったので一安心w

油圧イニシャルアジャスターも今回は無事でした〜♪

スポーツスターの純正リアショックです。

バンプラバーは腐り、ガス圧低下、オイル劣化しておりましたがリフレッシュしました〜♪

今回はダンパーのオーバーホールだけでなく油圧のイニシャルアジャスターもオーバーホールしました。

油圧が抜けてアジャストできない状態でした。

ダンパー、イニシャルアジャスターともに完成です😄

GSX-R1000とハヤブサの純正ステムシャフトを2本お預かりしました。

そのステムシャフトを使ってステム周りをガンマ500に装着されるそうです。何のフロントフォークを装着するつもりなんでしょうか？

しかもガンマ500です・・・マニアックすぎるw

今回はご丁寧に図面を持ってきてくれたので、設計はしておりません。

よく流用に関してお問合せを頂くのですが・・・図面がないとわからないんですよね😅

オーバーホールしつつローダウン加工を行いました。

このタイプのフォークはオイルの汚れ方が半端ないっすね💦

今回はオーナー様のご希望でインナーチューブも新品に交換しました😄