分解しながら点検してみると・・・フォークダンパーからオイル漏れとエア混入していました。
分離加圧型の場合、内部のフォークダンパーが性能の要ですので、こう言った場合は別途修理が必要です。
画像は片側だけですが、左右共に同じ症状でした。
今回はコンプレッション側に社外パーツが組み込まれていたのもありますが・・・分離加圧型のフォークは意外と繊細で同じ様な症状になってしまっている物をよく見かけます。
エア加圧の部分をスプリングで加圧しているのでスプリングが折れていたりと・・・。
耐久性だけを考えると構造的には仕方ない事だと感じますが、何と無く・・・まだガス式のブラダやフリーピストン式の方が安定するんじゃないかと思います。
ただエア抜き作業に専用の装置が必要にはなってしまいますが、ちょっとトラブルが多過ぎな感じがあるんですよね。
この分離加圧型フォークで市販公道車に初めて採用したのがDRZ400SMなんですがダンパーが大抵壊れてて・・・コマッチング💦