昔の6vエンジンのステーターコイルとエキサイターコイル やり直し

コイル巻き直してエンジン始動したし、色々と調整して絶好調!だと思って10キロ程度遠出してみたら・・・点火不良の様な症状が現れ始め・・・・コリャやべー!!!!

何とか工房に帰って来たものの・・・点検してみるとエキサイター並びにチャージコイルが完全に導通してしまっていました💦

外から点検しても外傷や破損はありませんが、テスターでコイルを調べてみると完全にエナメル線が導通。フライホイールやガバナーと接触した様子はなかったので物理的な故障ではなさそう。

エキサイター、チャージコイル共に全く同じ症状で・・・巻き方に問題があったのか?巻き終わった後の処理がマズかったのか?

うーん・・・エナメル線が熱に耐えられなかったのか?

なので、更に強い皮膜のエナメル線で巻き直し、コイルを樹脂で固めてみました。

ちゃんと絶縁されて抵抗値が元に戻りました。

前回見誤ったのは、通常のモーターに使われるエナメル線を使いました。と言うのもエンジンの腰下は通常100℃前後なので充分耐えられると・・・。

しかしこのエンジン、コイルが収まっている部屋はエンジンオイルから完全に隔離されており、環境によっては150℃位になる事がありそう・・・。

エナメル線を半田付けする際に用いる剥離剤です。

今回新たに使ったエナメル線は、かなり皮膜が強く、この溶剤を塗っても皮膜が剥がれません😆

これは期待できる!

剥離剤を塗った後にサンドペーパーで削らないとエナメル皮膜が剥がれません!これは強いぞー!

ステーターコイルアッセンブリ完成です。

今回、耐熱性の高い絶縁テープを最後に使い巻き付けました。エンジンに取付けて始動に成功しましたが・・・問題は耐久性です。

点火時期を調整し直して、バルブタイミングも点検して・・・近所のダートを走らせてみました。

今回は不安定な点火に陥る事なく・・・一先ず上手くいったかなーw

しばらくは様子見ですね