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CRF250Fのメンテナンス(エンジン編)

2006年式のCRF250Rの点検整備の模様です。足回りの方も承っていますが先ずはエンジンから。

年式から見て10年程度の年月が経っておりますし、使われ方も様々ですので、ある程度分解して見極める作業から開始です。オーナー様は簡単なメンテナンスは実施していたとの事ですがエンジンを開けて云々・・・的なメンテは全くしてないとの事。

10年前の4STモトクロッサーエンジンはまだまだ未完成でしたよね。他メーカーも含めてですがトラブルも多く見受けられましたし弱点と言うか駄目になり易い部分があったのは事実。

そうそう。あの頃を思い出して車種ごとの弱点を先ずは点検します。あー、これねー。って感じで(笑)。

2010年以前はCRF(ホンダ)全盛期でしたね。サンデーライダーは何故かCRF(ホンダ)を選択してる人が多かったよね~。あの頃はとにかく赤が多かった。

エンジンのある部分の弱点はあったものの他メーカーと比べて乗り易く激しく使わなければ耐久性にも何にも問題ないマシン。このCRFはそんな感じでした。

念の為と言うか、10年程度経過してますのでカウンターシャフトのシール部分やウォータポンプ周りはオーバーホールしました。ヘッドも大きな問題なくカムチェン交換とバルタイ調整でOKでした。

懐かしさと言えばいいのか?あの頃は~♪Σ(゚□゚;)ってな感じですかね。

最近、ヨーロッパの各先進国はレシプロエンジンの生産中止とエレクトリック化を声高らかに宣言しましたが、もう既にヨーロッパの嘘を鵜呑みにする程、僕たちは馬鹿じゃないんですよ。日本企業がその嘘や彼らの都合のいい言い分に振り回されるのはもう御免こうむりたい。

僕の友人がね、「不寛容社会」って言うのね。イ〇リスに住んでるんだけどね。話を聴いてるともう滅茶苦茶なんですわ、あの人達が作り上げた国。それに付き合わないといけないと思ってる日本のメーカーも目を覚ましてくれないかと。10年前のマシンをいじってみて感じた今日この頃です。

 

KTM 200EXCのフロントフォーク チューニング

オーナー様の体格に合わせてローダウン加工とリバルビングを行いました。リアショックは既に納品しておりフォークは突出しで対応していたとの事なんですが、やはり違和感があるとの事でフォークもチューニングする事に。

フォークの突出しに関してですが間違った認識で行っているマシンをよく見かけますね(;^_^A

やり過ぎるとリアのトラクションが得にくくなりスタックし易くなってしまったり曲がり難くなってしまったり…とセッティングは悪い方向へ行ってしまうので注意しましょう。

そしてフォークの動きの制御を担うバルビング変更を行いフォークダンパーを完成させます。

ローダウン化に伴いスプリングも寸法の合う物を用意しました。カットは行いません。バネレート(強さ)が狂ってしまいバネ鋼の特性が変化してしまう恐れがありセッティングが困難になってしまうからです。

YZ250Fのフロントフォーク修理

フロントフォークからオイル漏れ発生との事で修理します。オイル漏れ修理だけでなくフォークダンパー内部も分解洗浄して点検します。

フォークダンパーを完成させていインナーチューブは研磨してから組込みます。

フォーク、ショック共に完成しました。梱包してオーナー様へ発送します。

今回は大きな破損や異常もなく無事に完成しました(^^)/

YZ250Fリアショックのオーバーホール

前回のオーバーホールから大よそ2年経過しましたので定期オーバーホールを行います。使い方にもよりますが、レース主体だったり、週一回乗る場合はワンシーズン(一年)でダンパーがヘタリ始めます。

ショック内のオイルは100㏄~200㏄程度しか入っていないのでオイル劣化は避けられないのですね。それとガス圧が低下する場合もあります。

ですので最低でも2シーズン以内に一回のペースでオーバーホールが必要になります。

フォーク編へ続く・・・。

WR250F フロントフォークのチューニング

リアショックからの続き、今回はフロントフォークに取り掛かります!

リアと同様に―30㎜のローダウンになる様にフォークカードリッジをショート加工して、その長さに合うスプリングを製作組込みを行いました。

リバルブも行いました。後方排気になる以前のWR250Fはハンドリングが重くサスペンションが動き過ぎる感があり軽快感に欠ける部分が珠に傷なので、その辺りを改善する方向へ前後共に改修しました。

フォークシールはオーナー様のご希望でSKF製の物を奢ります。

WR250FのサスペンションチューンUP!(リアショック)

後方排気モデルの前のアルミフレームWR250Fのサスペンションをメンテしつつチューニングします。

このモデル、概ね良く動いてくれるサスなのですが…ハンドリングが重々しく軽快感に欠けるのが珠に傷なんですね。アルミフレームのお蔭か車重が重いのも悪さをしてるんだと思いますが一番の原因は前後バランス。ですので前後バランスを改善する為にバルビング変更とライダーの体格を加味したスプリングレート変更は必須かと。

勿論、軽量化は必須項目になるでしょう。とにかく軽くできる所は軽くして下さい。要らない物は取っ払い、軽いパーツに交換できる部分は交換して1グラムでも軽くした方が吉です。

簡単なサスペンションのアップグレード方法はマシンを1グラムでも軽くする、これは非常に大切な事です。その上でチューンUPしたサスペンションのパフォーマンスが発揮されます。

今回、SKF製のシールヘッドを用いました。フリクションロスの低減と部品点数の省略ができます。同時にローダウン加工も行いました。

そしてフロントフォークへ続きます!

 

アプリリア RS250のフロントフォーク オーバーホール修理

皆様如何お過ごしでしょうか?最近うだる様な暑さですが体調管理にはお気を付けくださいm(__)m

と言う事で99年式のRS250のフロントフォークを修理しました。右側のフォークからオイル漏れを起こしておりました。

あまりにも暑くて写真を撮り忘れてしまい、画像点数が少ないんですがご勘弁下さいませ~((+_+))

チャンバ―の修正

全体的にベコベコになってしまったYZ125のチャンバを膨らませました~。プウーっと気合を入れて息を吹き入れます!

皆さん、やってみてね!

※肺活量によって膨らまない場合もございます。その場合はJohnny`s Factoryまでお持込みください。