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KTM 125SXの修理

KTM 125SXのフォークを修理しました。オイル漏れを起こしておりました。各部点検してみると・・・テンション側のアジャストが効いてない感じで、分解してみるとコチャッキー!!綺麗にして動作不良を修理しました。

この部分ドライなのもありますが、この頃のフォークは構造的にトップキャップのノッチ部分から水が浸入する事があるので、そちらも分解して防水処理をしておきました。

後は普段通り・・・とは行きませんでした(^^;

オーナー様は07年モデルとおっしゃっていたのですが、どう見ても03~05モデルのフォークなので各部をデータと照らし合わせながら年式を判別して組上げました。

今回はフォーク以外にもカウンターシャフトからのオイル漏れ修理とホイルベアリング修理等を行いました(写真撮り忘れました)。

WR250Fのエンジン

鉄フレーム期のWR250Fです。エンジンをフルオーバーホールします。

先ずは点検しながら分解洗浄しました。

実は去年末からお預かりしているのですが腰上の一部パーツがバックオーダー中で大変お待たせしております。腰下を完成させておきました。

クランクやシリンダーまわりを新品に交換してベアリングやシールも交換しておきます。

続く…

KTM 450SX-Fのフロントフォーク

ちょっと珍しい(?)2007年モデルの450SX-Fのフロントフォークをオーバーホールしました。KTMが市販車にクローズドフォークを採用し始めた頃のタイプですね。

とは言っても基本的な構造は変わっておりませんが、スプリング長やオイルロックの寸法なんかが最近のと違ってます。フォークダンパーは真空ポンプでエア抜き。ガスで加圧するタイプになります。

ガスで加圧しているので必ず定期的にメンテしなければいけません。今回は殆どガスが入っていない状態でした。こうなるとダンパーの性能が著しく低下して本来の性能を発揮できなくなってしまいます。

KTM 530EXC-Fのサスペンション

2017年仕事初めでございます。本年もよろしくお願いしますm(_ _)m

KTM 530EXC-Fのサスペンションをメンテナンス修理しました。フォーク右側からオイルが駄々漏れしておりました。フロント周りを分解してみるとステアリングステムの動きに違和感があり、オーナー様に相談して分解してみると・・・。

ステムベアリングが錆び、レースには打痕が付いておりました。KTMの場合、特殊工具が掛からない構造なのでプレスでステムシャフトごとベアリングを抜きます。タガネ等で叩くとアルミのシャフトにダメージを与えてしまう事があります。

続きましてリアショックですが、車体から外してみるとアッパーベアリングが錆で固着しておりましたのでベアリングを交換しました。ロアー側は問題ありませんでした。

ショックも分解してオーバーホールしました。定期的にオーバーホールされているので異常もなく本来の性能を取り戻せました。

GPX750のオイル漏れ修理

シフトシャフトのシールからオイルが漏れています。滲み程度ではなくポタポタと垂れてきておりました。分解して点検してみた所、シャフトのガイドブッシュがヘタっていたのが原因の様でした。

シールとガイドを交換して、念の為と言うか…分解ついでですのでカウンターシャフトのシールも交換しておきます。

車体に組込んで完成させます。