リアショックと車体を接続する部分。ブッシュですが、しばらく使っていると画像の様にラバーが引きちぎれちゃう事があります。新品に交換しても時間が来ると同じ事になってしまいます。
そこで、高分子プラスチックとジュラルミン(アルミ)を削り出してブッシュを作り変えます。例えばリプレイスメント品や汎用品が使えない場合や入手困難になってしまった古いショックにもこの様な方法でブッシュ交換は可能です。
お悩みのオーナー様は是非ご相談ください。
13年モデルZX-6RのフロントフォークにはSHOWA BPF SFFフォークが採用されております。これを中身だけOhlinsのFGKカードリッジに総換しました。
BPF SFFは片側のみがダンパー機能、片側がスプリングイニシャル調整と仕事分けられておりますが、OhlinsのFGKに中身を変える事で左右共にダンパーとスプリングイニシャル調整機能が備わります。
トップキャップも左右共に変更になります。組換えながら各部がきちんと機能するか?確認しながら組上げていくのですが、流石はOhlinsです。
調整幅が広い!ノッチを最強にすると動かなくなりますし、最弱にすればかなり動きまくりますΣ(・ω・ノ)ノ!
今回の作業内容はフォークを完全分解しますのでオーバーホールも兼ねております。完成したフォークを車体に組付けて動作確認を行い完成させます。
前回からの続きです!
永らくお待たせしてしまいましたが、フォークアウターとショックボディのカシマコーティングが完了しました~(≧▽≦)
内側も外側もツルツルです♪
今回のメニューはオーナー様の体格に合わせたスプリングの選定と、そのスプリングに合わせたダンパーボリュームの見直し+前後バランスをスポーツ走行性能向けに振ります。
フォークにはPDバルブを、リアショックはリバルビングを行いました。
例えば単純にスプリングだけをハードに振ってしまったりすると収まりの悪いサスペンションになってしまいコントロールし難くなってしまいます。
それをオイル粘度で解決しようとすると、熱変化によって裏切る動きをし始める為、安定したダンピング特性が必要になります。
車体に装着の図です!かっこいいですね(≧▽≦)
リアが目立たないのですが…覗き込むと実はスペシャルなショックに変わっているのですΣ(・ω・ノ)ノ!