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トライアルバイク(RTLやCOTA4RT)のサスペンション チューニング

トライアルマシンのサスペンションアップグレード!実験中のネタですぅ~。実験機は自分のマシンでやってますですよ。

RTLに乗り変えてまだまだ日が浅いですが色んな所を走らせたり、色んなトライアルマシンをお借りして乗ってみたり、ライダーを観察したり、他社様のチューニングしたサス内部を確認したりと許される時間の中で自分なりに出来る事を最大限にやってま~す(^^;

最初に着目したのが左側のフォークでした。何故かと言えば、超旧式のオリフィス式ダンパーだったからと言う理由と他社さんがやってない事をやろうと考えたからなんですが・・・。

トライアルと言う競技は兎に角サスを使う使う。使えなければ何も始まらん競技で目から鱗の日々です(実はどの競技でも使うのですが)。

上手なライダーはサスの反動を上手く利用したり、逆にサスの動きを殺し、肉体を駆使して車体を安定させて大きなバンプからの反動を吸収したりと地味な競技(?)の様に見えますが意外とハードです。

つまり、反応良い動きと収まりの良い動きをサスペンションが勝手にやってくれればパフォーマンスが上がり、ライダーは楽にセクションをクリアでき、よりライダーの力を発揮できるはずです。

ですが、サスペンションユニットの反応を単純に良くしていくと、収まりが悪くなります。逆に収まりを良くしていくと反応が鈍くなっていく。簡単には行きません。

これはプロとしてヤリガイがあるってもんじゃないでしょうか?

ですので先ずはフォーク左側の不安定なシステムを改修した上で右側のダンパーを改良しようと考え、右側もその様に動く様に改修しました。

所が・・・。

色々と実験している中で重要さがわかったのがリア側でした(^^;

反応良く収まりの良いリアサスペンションが分かり易くパフォーマンスアップをしてくれます。先ずは理想のリアサスからの理想のフロントサスで行こうと。

リア側はフリーピストン加圧型の様なダイレクト感を求めつつ、いざという時はしっかり吸収できる様に狙ってみました。

この2点のバランスが重要になってくるなあと。

実験を失敗しながらも、トライアルマシンでハードエンデューロやるならこれがベストだなぁとか、本来の目的の為の実験を失敗しつつ違ったアプローチのメニューも考え付いたりと、お陰様で充実した実験を繰り返しております(笑)。そして改めて軽量化の大切さをしみじみと感じたりとしてます。

そして自分なりに懸命にやった結果、マシンのバランスが良いとスタンディングスティルも楽にできる様なマシンになる事も発見しました。サスを縮めようとする力と伸びようとする力のバランスが良いと非常に安定します。

こんなにも違う物かと!?ちなみに私、トライアル初心者ですが空気圧高くしてアスファルト上でも安定させる事に成功!空気圧が通常ならば更に楽にスタンディングできました。

もう少しで真実にたどり着けそうだ~♪

次のお休みの日に実走行させて実験だ~!

次回の仮面ライダーにご期待ください???

 

 

 

DLCやカシマコーティングの効果

 

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最新技術でありますコーティングの種類は数々がありますが皆様は如何お考えでしょうか?

それこそフォーミュラマシンや宇宙開発ロケットからミサイルまで採用されている技術で、各エンジンパーツ、サスペンションパーツ、外装パーツ等々・・・抵抗を軽減して目的を達する為の技術です。

そう言うと、「俺には体感できないから要らない」とか「よくわからどうでもいいよ」とおっしゃる方をよく見かけますが、その恩恵を実は様々な場面で受けている事実はご存知でしょうか?

耐久性の向上や(私の様なパンぴーにはここが最も恩恵ある?)、路面追従性の向上は体感できなくとも確実に効いています。

つまり、変なパーツを組み込むよりも確実に(体感できなくとも)アップグレード可能なメニューである事は間違いないと言えます。

例えばフロントフォークですがフレームの一部としての機能とサスペンションユニットしての機能、双方を担っています。しなりながら上下運動を繰り返している訳ですね。

しなりながら上下運動を繰り返していますから、パーツ同士が引っかかりながら動くわけです。コーティングの効果は「引っかかる」部分を低減させますので路面からの入力を素直に受け止める事ができる様になります。

やって損はないのですね。

 

CRF150Rのリアショックをリバルブ&カシマコート

2010年モデルのCRF150RⅡのリアショックです。初の分解の様でガスは抜け切り、オイルは真っ黒になっていました。

オーナー様曰く、ダンパーが全然効いていないとの事ですが、8年近くメンテナンスしていませんとダンパーは完全にその機能を失います。

その上、BBRの強化スプリングが装着されているとなると、制御不能になります。

ダンパーがヘタっているのに強いスプリングを装着しているという事は・・・制不能状態のダンパーに固有振動(暴れる力)の大きなスプリングを装着している事になりますので負のスパイラルに陥ります(^^;

今回はオーバーホールは勿論、BBRの強化スプリングに合わせてダンパーボリュームを見直し、ショックボディはカシマコートを施しました。

社外品の強化スプリングを用いる場合、スタンダード状態のダンパー側とのバランスが崩れます。特に150RのダンパーボリュームはSTD状態でもギリギリなので、社外スプリングを用いた場合、リバルビングは必須項目だと思います。

メーカー指定のハードスプリングでギリギリって感じですので、それ以上強いスプリングを使うとなれば・・・(+o+)

そしてショックボディへのカシマコートですが、アルミ無垢のボディには効果テキメンです。

フリクションロスが大幅に低減されるので路面追従性が向上して、発熱量が抑えられますので、性能向上&耐久性向上の恩恵を受けられます。

一石二鳥とはこの事か!お勧めです。

私事ですが、自分のマシンには必ずフォークショック共にカシマします。

リークテストを行い、スプリングをセットして完成です(^^)/

 

 

RTL260F RTL300R COTA4TR トライアルバイク フロントフォークの改良①

雑記シリーズ「実験マシ~ンをアップグレード?!」でございやす。

海外の2STトライアルバイクは軽量であるが故にサスペンションの反応が良いのに、収まりも悪くないのでコントロールし易い印象です。

それに比べて4STのRTLやCOTA4RTは鈍さが否めません。

ですが、反応だけを良くしようとしていきますとスプリングの固有振動の収まりが悪くなる傾向があり、ダンパーが効いて欲しい時に効いてくれなくてコントロール性を失い易くなってします。

そこで基本、其の壱は軽量化。特にバネ下と車体中心部分から遠い場所の重量の増減はパフォーマンスに影響を及ぼしやすいので。

それら軽量化は地道に行うとして、サスペンションユニット側もSTD状態から大幅に変更せずに理想に近づける為の改良を加えていこうと作業開始しました~!

先ず目を付けた部分がフォーク左側のダンパーロッドです。画像を見て頂ければ分かると思うのですが、レーサーマシンに相応しくないオリフィスに頼る超旧式の構造です(別名オリフィスダンパー式)。現代の技術から見れば、非常に不安定な性能のダンパーシステムであります。理想は分離加圧にしたい所ですが…あまりにも現実的ではないのでそれに近づけるイメージです。

世界選手権のワークスマシンはその位やってるかもしんないけど私の様なパンピーには無理ですし(^^;

行ったのはSTD状態を加味しつつオリフィスの追加と制御システムの追加です。オイルが流れたい時には流れ、制御して欲しい時には制御システムが働く様に設計(って程偉そうなモノではありませんが…)しました。

簡単に言えば、ライダーのアクションに対しては反応良く、路面の急激なバンプに対してはダンパーが効いてくれる様に動く事を狙って設計しました。

経験上、結構いい線行ってるでしょ~と思いつくままにやりましたよ(笑)。今後のサービスメニューに加えたいのでコスパも重要なので、その辺も考えつつ実験します。

逆側のフォークとリアショックの事も考えると完成するまでに時間掛かりそうだわ~(>_<)

続く・・・。

 

 

RTL250F/260F/300Fの軽量化

HRCのトライアルバイク RTLや、モンテッサのCOTAのエンジンハンガー(ダウンチューブ)を肉抜きして軽量化しました~。

装着するとこんな感じになります。

実験マシンなので目測でエンドミルで削りました。

車体の軽さは単純にサスペンション動作性やコントロール性を向上させます。軽量化はサスペンションの動作性においては『一理あって百害無し』と言えます。

逆に車重増加はサスペンションやマシンのコントロール性を悪化させるので気を使うべきだと思います。悪戯にガード類を装着すると車重を増加させてコントロール性を失い、逆に転倒破損し易くなる・・・軽さだけを求めてガードを怠れば転倒時の破損リスクが高くなる・・・。

相反する部分ですので、ガードすべき部分(破損したら帰ってこれなくなる大切な部分とか経済的に痛い部分とか)とライダーの仕事によって破損させずに済む部分を分けて的確にガード類の取付と軽量化をバランス良く行う事が吉だと思います。

又、軽量化する場所によっても効果の大小があります。バネ下重量や車体中心部分から離れれば離れるほど重量の増減によっての影響が大きくなります。

フロント側はハンドル周り、リア側はマフラー周り。ここは効果が大きいです。逆に重たくすれば悪化するのも効果大(^^;

良く考えてガードを選択しましょう!

ガードし過ぎ(守り過ぎ)て結果、車重が増加しコントロール性を失い、転倒破損するリスクが増える。⇒本末転倒

軽量化し過ぎて破損のリスクが高くなりレース等で完走できず・・・⇒本末転倒

ワークスチームではない一般ピーポーの永遠のテーマですねぇ(^_^;)

ついでだったのでチェンジペダルも肉抜きしました。

RTLやCOTAに関して「サスの反応は鈍重で外車の様なダイレクト感がなくて・・・」なんて話をよく聞きますし、そう言ったチューニングをサスペンションユニットへ施すのも定番らしいのですが・・・RTLやCOTAは4STエンジン搭載のアルミフレーム車ですので、クロモリフレームに2STエンジン搭載のGASGASやBETA等とは根本的に違うんじゃない?と考えています。

親切な方に2STクロモリフレームのトラ車を拝借して比べる機会も多々ありまして。大変興味深く、残念ながら外国のトラ車は乗っていて楽しいです。反応が良く素直にコントロールできる感じがありました。ホントに軽い感じなんですよね。

つまり車重が重たいRTL (アルミフレーム+4STエンジン)に、車重の軽い外車(クロモリフレーム+2STエンジン)の様なダイレクト感を求めて、サスペンションユニットだけに機敏さを求めてしまうと間違った方向へ行ってしまうんじゃないかな?と疑問が出てきます。

サスペンションユニットの反応を向上させただけのRTLに試乗する機会も何度か与えて頂いたんですよね。はっきり言います。STDを超えているとは到底思えない!何これ?

初心者だからこそ分かる部分ってあるんですよ。

兎に角今は、ライダーからの聴取と実践が真実を見出す一歩だと感じております。

スゲーRTLを作りてえなぁと言った所です。

 

 

 

 

250EXC-Fのリアショック ローダウン

KTMの250EXC-FのWP PDS SHOCKを50㎜ローダウンになる様にショート加工しました。

新車状態の物ですので分解洗浄してリバウンドディスクのみを入れ替えて組み立てていきます。

エア抜きオイル充填を入念に行い、指定のレートのスプリングをセットしました。

イニシャル量/ノッチ位置等のセッティングは標準位置にしてオーナー様へお渡しします。

R1-Zの純正リアショックをグレードアップ

大変お待たせしてしまいましたが、ショックロッドのコーティングが上がってきましたので着手します。やっとパーツが揃った~(>_<)

ショックロッドは再メッキとチタンコートを施し、ホースをメッシュに交換。フロント側にはPDバルブを入れましたので前後バランスの補正とスポーツ走行向けのバルビングに変更しました。

YAMAHA(創輝)製のリアショックはコーティングや再メッキをする際、構造上ニードルロッドホルダーを製作する必要があり他のメーカーの物よりも高価になってしまう事があります。

リークテストを行い、問題なければスプリングをセットし完成~\(^o^)/

大変永らくお待たせしてしまいましたが、オーナー様の元へ発送しますm(__)m

GASGAS ザックス製トライアルバイクのリアショック

2000年頃のGASGAS TXT250に装着されているザックスのリアショックをオーバーホールします。ボトムアウトバンパーは砕け散りオイルは真っ黒に劣化しておりました。

年代によって使われているシール類が違ったり一部加工が必要だったりと・・・意外とやっかいなんです(^^;

今回、シールヘッドを製作しました。

20年程前のタイプのシール類が入手できないのもあるのですが、スタンダードのシールヘッドはガイドブッシュが入るスペースが無かったりと、「使い捨て系のショック」な部分がチラホラ見受けられましたし、今後の事を考えると国産のシールが使えて、きちんとガイドブッシュが入る様に設計し直して作りました。

スタンダードのシールヘッドを眺めてて何か良い方法ないかなア~と考えていたのですが・・・ええーい!面倒だ!作っちまえ!ってのが本音だったりします エヘ!(*´з`)

そしてオーナー様の御希望でSTDよりも若干反応を良くしてほしいとの事でしたのでリバルビングも行いました。

完成です!

 

R1-Zフロントフォークのチューニングとオーバーホール

先日、リアショックのロッドを再生メッキ&チタンコーティングに専門工場へ送り、戻ってくるまでに時間がありますがフォークの部品が揃いましたので着手しました。

左右共にオイル漏れを起こしていました。オイルを排出してみた所、腐る一歩手前の状態でした~(^-^;

今回、インナーチューブはオーナー様の御希望でコーティング済の社外品を用意しました。

それとPDバルブを組込みます。このパーツはダンピングロッド式フォーク(オリフィスだけで減衰力を発生させるタイプ)の不安定な減衰力をなるべく安定させる為のパーツです。

良い意味でかなり変化します。

難点なのは寸法別の汎用品ですので各部の加工やフィッティング用にパーツ製作の必要が出て来る事があります。

オリフィスの追加やバリ取り、そして今回もダンピングロッドにきちんと着座する様にシムカラーを製作しました。

スプリングカラーも適切なイニシャル量になる様に旋盤でカットしました。

バルブ自体も各部の寸法を確認してメーカーの指定するシムを開閉するタイミングを調整します。ハードスプリングを使用する場合は遅らせる方向に調整します。

完成です!ゴールドのインナーチューブがカッコいいです。

早くリアロッドの到着が待ち遠しいですね。

 

RTL250F RTL260Fの軽量化

RTLやCOTAの前後のアクスルシャフトを中空化して強度を確保しつつ軽量化をしてみました。

削ってみた感じですが70系のアルミかな?フロントは7㎜程度、リアは6㎜程度で中空にしてみました。

外径もF0.8/R0.7㎜程度削りました。ほんの数グラムの軽量化ですがバネ下重量は思った以上に効きますし、サスペンションのパフォーマンスも上がります。

体感できなくともイザという時には効果が出る部分です。他にも軽量化できそうな部分ないかな~。

もうじき、カシマコートに出したショックボディとフォークアウターも仕上がってくる筈ですので少しづつ手を加えていこうと思います。