「サスペンション」カテゴリーアーカイブ

WPサスペンション PDSショックの防水処理

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コスモキカイ

毎度ご愛読ありがとうございます。いよいよジョニーズファクトリーにフライス盤がやってまいりました!コスモキカイのFK500型です。卓上の物にしては高剛性でハイパワーです!ちょいと使ってみましたがミニフライスとは思えない位の切削力でしたΣ(・□・;)

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固着したアジャスター

さてさて本題ですが、WP製のリアショックのリバウンドアジャスター。鬼門ですね(^^;

永らくメンテしていないと画像の通り錆びて動かなくなってしまいます。この部分は外径側にOリングが入っていないのです。

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比較①
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比較②

ですのでOリングが装着できる様に旋盤で溝入れを行い防水性高めます。

些細な事かもしれませんが大切な部分です。マディ走行や高圧洗車機を多用する場合は必須項目だと思います。

WPショックをオーバーホールする際にはプラスアルファの金額で施工いたしますのでお気軽にご用命くださいm(__)m

WPショック、リバウンドアジャスター防水加工⇒2,500円(税別)ショック分解オーバーホール費用は別途かかります。

D-トラッカーやKLX250のリアショック

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再メッキ
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組み立て

KawasakiのDトラッカーのリアショックのオイル漏れ修理です。オイル漏れの修理とは言ってもオーバーホールと同じ内容になります。

ショックロッドには錆が発生していましたので再メッキ処理の後、組上げていきます。

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出来上がり

ダンパーを特殊なエア抜きポンプに繋ぎ、オイルを充填させてダンパーを完成させたらスプリングを装着して完成です。

KLX250も同じタイプのショックユニットが着いてます。工程も同じになります。

 

WR250Xサスペンション(リアショック編)

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車体から取外し
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分解洗浄

前回の続き、リア編でございます。オーナー様がリンク周りやスイングアームのメンテは行っているとの事で弊社ではRショックのみのオーバーホールをご依頼いただきました。

走行距離は14000キロ弱です。状態は良好ですがガス抜けとオイルの劣化が見られました。気付かぬうちに劣化していくものです。

ガス抜けは路面追従性が低下します。オイルの劣化は減衰圧性能が低下します。

つまり、『前に進む』『止まる』『曲がる』性能が低下するって事なんですよね。

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エア抜きオイル充填
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完成

 

WR250Xのサスペンション(フロント編)

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ステムとフォーク
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レース確認

ヤマハのWR250Xのサスペンションをオーバーホールします。フロントフォークは勿論ですがステアリングステムもメンテしました。

走行距離は約14000キロ程度のWR250Xですがステムベアリングはグリス切れ寸前でした。打痕極少で錆は無かったので洗浄して新たにグリスアップします。

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洗浄後
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フォーク分解洗浄
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フォーク完成!

フォークを取外し、ステムを分解する為にハンドルまわり等を外していると、あれれ?色々な部分のボルトが緩んでおりました。ボルトが無くなっている部分も…(>_<)

ですので、そう言った部分はきちんと直して組上げます。特にフロントサスペンションはトップブリッジとアンダーブラケット(三つ又)、クランプ部分のトルクやフォークの取付方を正確に行わないと作動性だけでなく操安性にも影響を及ぼします故。

 

 

T-MAXのフロントフォーク

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車体からの取外し
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分解洗浄
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完成

ヤマハのT-MAXのフロントフォークを修理オーバーホールしました。左右のフォークから激しくオイル漏れを起こしていました。

T-MAXは普通のビッグスクーターとは違いスポーツ走行に特化した大人のスクーターなのですが、残念な事に廃盤になってます(*´Д`)

フォークを取り外すには外装パーツを外さなければいけません。しかーし!この辺りもきちんと考えられているのでメンテナンス性は比較的良好なのがいいですね。

分解していると、あれ?これってローダウン仕様じゃないの???

危なく通常仕様で仕上げる所でした(^^;

ローダウン仕様の場合、油量やレベルが違いますので注意しましょう。

WR250Fのリアショック

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オイル漏れ
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分解洗浄

YAMAHAのWR250Fのリアショックのオイル漏れ修理です。オイル漏れの修理とは言ってもオーバーホールと同じ内容になります。

オイル漏れ、ボトムアウトバンパーの砕け、ガス抜け、オイルの劣化が見受けられました。

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組立最中
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ダンパー完成

こうなってしまうと本来の性能は望めないどころか、ダンピングが得られなくなり、マシンコントロールが困難になってしまいます。

ツーリングユースでも1万キロに1回、レースユースだと1シーズン(1年)に1回のメンテナンスがお勧めです。旋回性能やトラクション性能だけでなくブレーキ性能や乗り心地にも大きく影響する部分ですので。

TLR200のフロントフォーク

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ホンダのTLR200、昭和のオートバイです!フォークのオーバーホールでお預かりしました。

年式の割に良い状態でした。徹底的に洗浄してデータの通りに組上げました。これからも末永く可愛がってあげて下さい(*´ω`)

国産の手軽な入門用トライアルバイクは壊滅しており、個人的にも非常に残念なんですよね。私はチャリでトライアルを楽しんでますが…イキナリHRCのRTLシリーズとか、海外のトラ車は敷居が高すぎていけません((+_+))

このままでは競技人口は減少の一途です。なんとかして欲しい所です。

セロー225のリアショック修理

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セロー225のリアショックをオーバーホールしました。ガス室別体で伸び圧共に調整可能なフルアジャスタブルショックなんですね!贅沢な造りです。

YAMAHAのトレール車はメーカーオリジナルのショックが装着されています。SHOWAやKYB製ではないのですね~。分解組立の仕方や部品も独特なのです。

スプリングを着脱する方法まで独特なのは何故なんでしょう?分解させないぞ!って事なんでしょうね…(^^;