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FZR1000 フロントフォークのオイル漏れ修理

1980年代のマシン。初期型のFZR1000の成立タイプのフロントフォークです。

車体でお預かりしたのですが年式の割に綺麗な状態を保っているマシンでオーナー様の愛情を感じますね♪

片側からオイル漏れを起こしていた様でフェンダーの裏側までオイルが飛び散っておりました。

フォークは基本的な消耗部品を交換して完成させます。

インナーチューブも年式の割に綺麗ですが念の為、研磨してから組み込みます。

 

KDX250 リアショックの修理

コンプレッションアジャスターを回してみると・・・オイルが滲み出てきます。

この部品はカシメられていて分解出来ない様になっています。

そこで旋盤でカシメを削り取って分解修理します。

そしてショックロッドも錆びていますので再生メッキが必要でした。

ショックロッドが再メッキから戻って来ましたので作業を続行しました。

XJR1300 純正Ohlins Shock

左右共にショックロッドに錆が発生していました。

このままオーバーホールしてもオイル漏れがスグに発生してしまうので再生メッキを施します。

ショックロッドが綺麗になって戻ってまいりました!

出来上がりました!!!!

今回、片側の油圧イニシャルアジャスターがヌケてましたので、そちらもリフレッシュしました😄

XJRの純正オーリンズショックと偽物オーリンズ

大変多くご依頼を受けるOhlinsのリアショックですが、実はニセモノも多いです。

※上の画像は本物です。

こちらはニセモノです。

ショックボディの刻印が『OULINS』となっており、ガス室に貼られているステッカーもロゴが微妙に変です(ステッカーは後から幾らでも張り替えられますのでアテにできませんが・・・)。

偽物の場合はオーバーホールできませんので御留意下さい。