「サスペンション」カテゴリーアーカイブ

ジェベル250XCの純正リアショック オーバーホール

メッキが摩耗して剥げてしまったショックロッドが再生されて戻ってまいりました!さっそくオーバーホールを実施します。

消耗したパーツ類を交換して組立、エア抜きとオイル充填を専用の装置で行った後にリークテストをして、スプリングを元に戻して完成させます。

セロー250の純正リアショック

セロー250の純正リアショックです。分解してみるとオイルがヘドロ化していました。

走行距離15000キロ程度でこんな風に劣化します。今回のご依頼はショックボディにカシマコートを施し、フリクションロスを低減して性能向上とオイル劣化防止します。コーティングにお時間を頂きますが、効果が大きいのでお勧めします。

カシマコートですが2019年5月から材料費高騰により値上げされてしまいました((+_+))

ご迷惑をお掛けしますが、それでも半永久的に効果が持続する事を考えるとお勧めである事は間違いないのでこれからもお勧めしていこうと思います。

ジェベル250XCの純正リアショックのロッド

ジェベル250XCの純正リアショックです。古いモデルですが、現在の250㏄クラスでは考えられない程、高性能なリアショックが標準装備されています。

残念ながらロッドは錆て、何故かその周辺のメッキが剥げています。再メッキしませんとオイル漏れに直結しますので専門の向上に依頼します。

KTM 350EXC-F ローダウンとエンデューロバイクのサスペンションについて

新車のKTM 350EXC-Fのフロントフォークとリアショックをオーナー様の体格に合わせてローダウンし、チューニングを行いました。

エンデューロバイクはリアのトラクションが肝になります。例えば、ヒルクライムなどで再発進する際にリア側のトラクションを得やすくしておく事で安全に無理なく登る事ができますし、不思議と旋回性も良くなります。

逆にリアのトラクションが得にくい状態ですと、いくらアクセルを回しても前進せずに、路面を掘ってしまい脱出が困難になってしまう。勢いをつけないと登らないマシンになってしまいますね(^^;

ですので、フロントとリアともに改修しバランスを変更してリア側のトラクションを得やすくチューニングすると良い結果が得られます。