もう数十年前ですが当時、エキセルリムからCRM250R用にモタードホイールが販売されていました。
スポークの張り替え、リムとハブの再塗装を承ったのですが、スポークの手配に数ヶ月のお時間を頂きました💦
スポークはメーカーから補修パーツとして現在でも入手は可能なのですがオーダー品になる様でかなりのお時間を頂いてしまいました。
リムのオフセット量を調整し、車体に仮組し確認しながら組み上げます。
車体に仮組みして計測しては修正と芯だしを何度か繰り返して完成させます!
ドカティのポールスマートのホイール、スポークを張替えてついでに(?)チューブレス化します。先ずはホイルを分解!
実はスポークホイルの場合、分解手順がありまして無暗にスポークをブッタ切ったり、ニップルを一気に緩めたりは厳禁なんですね。
場合によってはリムが歪んでしまいますので手順が重要事項になりますです。はい。
チューブレスキットを組込む際に「リムの溶接痕等の凸凹をなるべく綺麗にしておきなさい」とマニュアルに記載があったので削りました。
こんな感じですが、削り過ぎると薄くなっちゃうので、削っては確認し削っては確認し・・・繰り変えします。
意外と重労働です(^^;
下処理を終えたらスポークを張替えて芯出しします。
ダイヤルゲージとにらめっこしながら根気よく・・・地味ですが芯が出て来ると気持ち良いんですよね~。
あんまり言うと変態扱いされちゃうので・・・まあ変態なんですが。
完成しました。スポークが綺麗になりました。
意外とチューブレスキットの方が張替芯出しよりも大変でした(^^;)
でもポールスマートはキャストよりスポークの方が似合うと個人的には思います。