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ゼファー1100の純正ツインショックのオイル漏れ修理

今でも大人気機種のゼファーのリアショックです。

なんか最近、ゼファーのご依頼が多い様な気がします・・・。

ちょうど年式的にも漏れ出す時期なんでしょうかね?ですが。

漏れるという事は致命的なダメージを内部に負っている可能性があるので1万キロに一度はオーバーホールして頂きたいと言うのがホンネです💦

当時の純正採用されているショックはとても優秀なショックユニットなんです。

高級な社外品に交換される方もいましたけれど、純正品は色々と平均点を取れるセッティングになっていて実はとても優秀です。

KLX250 純正リアショックのオーバーホール

オイル漏れのため、お預かりしました。

このモデル、とても古いモデルのショックで、今までノンメンテだった様です😅

無垢のジュラルミンボディですのでシリンダー内壁が致命的なダメージを負っている場合が多々あり・・・恐怖の分解点検です。

今回も運良く?致命的なダメージはなく、無事にオーバーホールできました〜ε-(´・`)

XT250 純正リアショックのオーバーホール

 

70年代前半にヤマハが開発した世界初のモノクロスサスペンションの流れをくむショックアブソーバーです。

2ストロークモデルのDT250も同じシステムをリアサスペンションに搭載して販売されました。

今では当たり前のモノサスですがツインショックと比べて非常に安定した性能です。

個人的にはツインショックの味のあるMXバイクも好きですが、やはり速度を上げていくと性能差は顕著に現れます。

ツインショックが当たり前だった時代。

初めてモノサスに乗ったライダーは驚いたんじゃないでしょうか?(私はまだ生まれてませんw)

YAMAHAは当時はサスペンションユニットも自社で開発していたそうです。

その流れで、創輝サスペンションになっていくんでしょうねー。

と、いう事で早速ショックの状態を確認してみると・・・ロッドが錆びてました💦

ショックロッドを再生メッキする為に溶接部を削り取って分解しましたので、ピストン類を元の位置に戻さなければいけません。

工作機械で加工して元の位置に戻し、組み立てていきます。

 

TT250Rレイドのリアサスペンションのメンテナンス

TTRのレイドです。レイドはアドベンチャーバイクと言った位置付けで販売されていました。

ベースマシンはTT250Rです。今では珍しいバイクになった感じがします。

リアサスペンションのメンテナンスのご依頼で、リアショックユニットとリンクレバーやピボット部分を分解洗浄します。

リアショックはバンプラバーが砕け散って無くなっていました。

ショックオイルの廃油は真っ黒になり腐った匂いが・・・各部を綺麗にしてオーバーホールです。

リンクレバーやスイングアームのピボット部分のベアリング類も洗浄してメンテしました。

完全なエア抜きが実施できる様に、リアショックにはエア抜き用のプラグを新設しています。

WR250R 純正リアショックのメンテナンス

 

ヤマハのトレールバイク、WR250RやWR250XはYAMAHAオリジナルのリアショックユニットが採用されてます。

エア抜き用の専用装置に接続する為にアダプターを専用に製作したり、色々と勝手が違うですね〜♪

バンプラバーが砕けそうな状態になってメンテナンスの時期だという事でオーバーホールしました😆