YAMAHA TDR250の純正リアショックをオーバーホールします。
分解点検してみた所・・・
ショックロッドに無数の錆が発生しておりましたのでオーナー様と相談の上、再生する事になりました。
YAMAHA純正ショックの場合、他のメーカーと造りが違いまして、再メッキの際は内部のニードルを取り出す為に旋盤などで一部切削する必要があります。
取り出した後は、ニードルを元の位置に戻す為にホルダーを製作しなければいけません。
990アドベンチャーのリアショックをオーバーホールします。2012年式で初のメンテとの事なので8年間の歳月が流れておりますので油断は禁物です!
WPのPDSショック。このモデルは意外と外すのが大変だったりします。メンテしていないと接合部分のボルトが固着し大手術になってしまう事もあります。ドカティも要注意です。
舶来品は交換するパーツ点数多めですね。特にシール類が沢山使われています。
それと忘れちゃいけない伸び側の調整ノッチ部分のメンテナンスですね。ここが鬼門で永らくメンテナンスしていないと固着してしまうのです。
固着してしまうと高確率でネジ折れます(苦笑)。錆でボルトが腐食してしまうんですね。
そうなる前にメンテナンスしておきましょう!お願いします!ここ壊れると超大変なんです~(´;ω;`)
今回は滞りなくスムーズにメンテナンスを行えましたが、今後の為に腐食しない様に処理してから組上げました♪
フロントフォークへ続く・・・。