前回からの続きです。ようやくヘッドまわりの部品が揃いました。やっと揃ったー!ヘッドまわりを気合入れてピカピカにしましたよ、ええ。
燃焼室やポートを洗浄してバルブやガイド類を交換してシートも仕上げました。シートとバルブの当りも気持ち良いー!
と、調子に乗りつつ順調に組んで行ったんですが、ここでまた一つ問題が発生!
手持ちのシムが一部足りず、バルブクリアランスが・・・トホホホ( ;∀;)
急きょパーツを注文しましたのでもうしばしお待ち下さいm(__)m
2017年仕事初めでございます。本年もよろしくお願いしますm(_ _)m
KTM 530EXC-Fのサスペンションをメンテナンス修理しました。フォーク右側からオイルが駄々漏れしておりました。フロント周りを分解してみるとステアリングステムの動きに違和感があり、オーナー様に相談して分解してみると・・・。
ステムベアリングが錆び、レースには打痕が付いておりました。KTMの場合、特殊工具が掛からない構造なのでプレスでステムシャフトごとベアリングを抜きます。タガネ等で叩くとアルミのシャフトにダメージを与えてしまう事があります。
続きましてリアショックですが、車体から外してみるとアッパーベアリングが錆で固着しておりましたのでベアリングを交換しました。ロアー側は問題ありませんでした。
ショックも分解してオーバーホールしました。定期的にオーバーホールされているので異常もなく本来の性能を取り戻せました。
待ちに待った2017年モデルのEXCがようやく入荷してまいりました!えらく待たされましたね~。色々と大人の事情があったようですがデリバリーをお待ちしていた皆様の手元にも届いている事でしょう(玄人好みのマニアックな排気量のモデルはまだみたいですが)。
とりあえずは各部の点検を兼ねてグリスアップしていきます。新車ですがメーカーから届いた状態は実は完璧ではありません。誤解があるといけませんので断っておきますが、既存製品としてのクオリティはクリアしてますし、きちんと組上げられておりますよ。
ただ、計上の性能を最大限に引き出すにはそのままでは駄目って事です。そしてどんなマシンも自分の体格に合わせてセッティングは必要不可欠なものです。簡単な部分で言えばレバー類の角度や位置調整。ハンドルの広さ高さ…。吊るしのままでは個々のライダーにとってベストではない製品なのです。
その製品の素の性能が良ければいくらでもチューニング(調律)が効きます。例えば木製の楽器ですが、粗悪な樹で作られていたら精度の良い加工がされていても?歪んでいくものです。
あー、楽器の例えが出てきちゃったよ。もう訳が分からなくなってしまうので止めますね。
兎に角、ライダーに合わせた基本的なレバーやシフト類のセットアップ、体重に合わせたスプリングレートの選定を行いテスト走行して、最新のEXCの傾向を感じてみたいと思います。
ついでと言っては何ですが、16モデルの350SX-Fをフロンティアさんのご厚意でお借りしました。WPのエアフォークを搭載しているモデルで色々と勉強させていただきたいと思ってお借りしました。
こっちも色々と弄っていきたいと考えております\(^o^)/