「修理」カテゴリーアーカイブ

ZRX1100用のオーリンズ ツインショック

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
分解洗浄点検
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
組立

今日から通常営業中です。よろしくお願い申し上げますm(__)m

ZRX1100用のオーリンズのツインショックをオーバーホールしました。左右共にロッドが酷く錆びていましたので再メッキを施しました。

片側は深い錆でしたので2層メッキを施す必要がありました。そうなると通常よりも高価になります(通常1本10,800円、2層の場合は16,200円)。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
オーバーホール完成

お盆休みを挟みましたのでお時間が掛かってしまいました。真空ポンプで仕上げて完成しました(‘◇’)ゞ

 

KTM 50SX エンジン修理

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
キックギア破損

KTMの50SX(アドベンチャーと言うモデルです)のエンジンを修理しました。エンジン始動中にエンストした後にキックが降りなくなってしまったとの事で分解点検していきます。

キックギアが欠けてしまっています。原因は何だ???

更に調べていくとクラッチのバスケットがグラグラになっていました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

念の為、シリンダーまわりも分解してクランク等に振れや破損がないかも調べました。オーナー様が中古で購入した古いモデルですし、クラッチがCシャフトのプライマリー側に付いていますので念の為、確認しました。

クランクもピストン、シリンダも問題ない状態でした。

お盆前のタイミングですので完成は明けになってしまいそうですが必要なパーツを手配して修理に取り掛かります。

CRF50Fエンジン修理

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
コンロッド変形
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ピストン接触

忙しくてブログが滞っておりましたが皆様如何おすごしでしょうか?蒸し暑い日が続きますが頑張っていこうと思います。

いきなりの画像ですが水没(?)してウォーターロックしてしまったCRF50Fのエンジンを修理です。深めの水溜りレベルで水没状態になってしまうミニミニモトですがウォーターロックしてコンロッドが変形しクランキングできない状態になってしまった様です(フルサイズモトクロッサーだと何でもない水溜りだったりします)。

私もミニモトブームの時に大人仕様のCRF50Fで遊んでいたので水溜りが鬼門なのは知っていましたが、これは不運としか言いようがないですね(^^;

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
クランク交換
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
修理完了!

新品のクランクに交換しました。シリンダーもピストンが食い込んだ痕があるので新品交換です。

このCRFですが、いつの間にかチャイナ製造モデルになってたんですねー。HONDAの純正パーツにメイドインチャイナの文字が!前の部品と比べて、材質が変わった様な感じがしたので気になったんですが…。

私も同じ様な水没、何度も経験しましたがウォーターロックした事はないです。多気筒エンジンなら分かるんですが単気筒でウォーターロック…。

チャイニーズロック!1,2,3,4!

かもしんない(?)

フォークカードリッジの修理

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ダンパー抜け

2004年モデルのCRF250Rのフロントフォークを修理しました。オーナー様のお話しを伺うと、どうやらダンパーが殆ど効いていないご様子。さっそく分解してみると、片側のフォークダンパーが完全に抜けていました(^^;

本来ならばフォークカードリッジのピストンロッドは押し込むと戻ってくるのですが、全く戻りません。手ごたえも無くオイルが完全に抜けてしまっていました。10年以上経過したモデルですので仕方がないと思います。本来は非分解指定の部分ですし。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ダンパー修理

反対側のフォークダンパーもエア噛み気味でしたのでオーナー様と相談の上、左右とも修理する事になりました。反対側も時間の問題だろうと判断しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
フォークダンパーシール

分解してみますと、フォークダンパ上側のロッドシールが錆でグチャグチャになってました。この部分、ドライ状態になり易い部分なのでメンテを怠ると逝っちゃってる事をよく見受けます。

メーカーも苦労していたみたいで、この年式の前後の分離加圧型フォークはこの部分の形状変更を何回も行っています。場合によっては1シーズン持たずに壊れる事も当時ありましたね~(;^ω^)

こんなに壊れるんなら非分解指定にしなければいいのに…と感じます。国産メーカーは内容を知られたくない様で非分解指定にする事がよくあります。

ですが…生み出した物はうん〇みたいなものしょ?明日はもっと良いアイディアが生み出せるとしたら隠す必要なんかは皆無だし、過去の物を真似したって仕方がないじゃん。結局、う〇こみたいな物を守ろうと分解できぬ様にカシメてみたって、アッセンブリ交換前提で部品供給しなくたって、嫌らしい自分をさらけ出すだけだよね。ユーザー視点でみれば迷惑この上ないよ?

形だけ、アイディアだけ、くだらないモノを隠したって駄目でしょ?もしくは駄目な部分を隠したいのか?さらけ出す事で、批判されることで成長する事もあるよね。

正々堂々やってれば面倒臭い事は要らないんじゃないかと思っちゃうのよね~♪

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

とかなんとかグダを巻いているうちに完成しました(*´Д`)

CBR600RRのフロントフォーク

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
オイル漏れ修理、兼オーバーホール
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
廃油

いつもご愛読ありがとうございます。本日はホンダのCBR600RRのフロントフォークをオーバーホールしました。オイル漏れを起こしている状態です。

オイルを排出してみると…デロデロでした(^^;

せっかくのSS車もこれでは性能半減です。カードリッジ内部も全て分解洗浄して点検します。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
完成

今回は何も異常なくスムーズに作業が進みました。酷い場合ですと各オリフィスが詰まっていたり、シムスタックが開きっぱなしになって減衰が効かない状態に陥っている事もあります。

KTM 350EXC-Fの4CSフォーク修理

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
カードリッジ各部点検
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
インナーアウターチューブ点検

KTMのEDシックスデイズモデルやUS仕様のSXモデルに採用されているWP 4CS フォークをオイル漏れの為、修理しました。かなり凝った造りをしています。しなやかに動きダンピング特性も秀逸で良いフォークだと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ハイドロストップ点検
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
リザーバータンク点検

複雑な構造が故、メンテサイクルは守らないと鬼門部分が駄目になっている事も多いんじゃないかなーと感じます(画像の部分が特に鬼門部分になります)。

シール類の部品点数も多く、この辺りをキチンとしておかないと性能維持できません。構造が複雑で高性能なユニットな程、きちんとメンテナンスする必要が出てきます。

XR250R(ME06)のリアショック

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
分解洗浄点検
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ロッド再生

XR250R(ME06)のリアショックをオーバーホールしました。古いモデルと言う事もあり、ロッドは再メッキが必要な状態でした。専門のメッキ屋さんに頼んで再生してもらいました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回、シリンダー側に偏摩耗が見られました。古いモデルですのでシリンダーのパーツ供給は終わっていますので致し方ない状況です。

できる限り本来の性能を取り戻せるように組上げて完成させました。

XR600Rのリアショック

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ロッド再生

XR600Rのリアショックをオーバーホールしました。ロッドには無数に錆が発生していましたので再メッキ処理をして組上げます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
エア抜きオイル充填
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
完成

600㏄のXRですよ。レアですね~。銘車の一台だと思います。ですが年式が年式ですのでロッドに錆が発生していたりは致し方ないかと。ですが時間と費用をかけてオーバーホールする価値ある一台だと思います。

実はこのショック、伸び側のオリフィスが完全独立する様にひと手間かかった構造をしてます。今では省略されてしまっている事が多い部分ですが、この頃のマシンってコストかかってたりするんですよね。

 

WR250Fのサスペンション修理(フロントフォーク編)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
正しい状態
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
インナーチューブ交換

前回からの続きでございます。リアショックはローダウンカラーが入れられていただけでしたが、フロントフォーク側は色々と難有りの状態でした(^^;

インナーカードリッジは再使用できない状態の加工がされていて、入っていなければイケナイ部品が入っていなかったり…。ここまで滅茶苦茶な状態は、この仕事をしていても中々お目にかかれないです((+_+))

オーナー様をねぎらってあげたいです!この状態で良く頑張って走っていましたねと!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
入っているべき筈のパーツと無い筈のパーツ

この頃(2000年~2005年)のWRやYZ系のフォークはフルボトム付近を、画像上側のボトムアウトバンパーで制御しています。所がこの部分一式が入っていませんでした。その代わりに(?)サンダーか何かで適当に削られた謎のスペーサーが入っていますΣ(・ω・ノ)ノ!

実はこのスペーサーもきちんと寸法が合っていなかった為、アウターチューブ内側を削ってしまっていました。ボトムアウトバンパーが入っていない状態ですとストローク奥側の制御が効かないのは勿論なのですが、そのスペーサーがパーツを削ってしまった結果…。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
コンプレッションバルブ不具合
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
テンションバルブ不具合

コンプレッション、テンション側のバルブ共に大量のスラッジが溜まりバルブシムが開きっぱなしで、ノッチ調整のオリフィスは完全に詰まっていました(^^;

この詰まりを取り除くのが非常に大変でした。キャブのジェットが完全に詰まった状態と同じと言えば良いんでしょうか?でもこの部分、キャブのジェット程安くないのです。

ホントにここまで酷い状態のは中々お目にかからないです。永くこの仕事してますが各オリフィスがこんなに詰まるものか!?と。でもここまで酷いと乗り難かった原因が分かり易いよー(笑)!

これでは正常に減衰圧を発生できませんし、いくらノッチを回した所で何の効果もありませんね。どうしてこんな事になってしまったのでしょう…。こうなったらジョニーズファクトリーの名に懸けて治すっきゃない!と言う思いでやりました(笑)。

因みに下側の画像ですが、カードリッジ内部のロッドは滅茶苦茶に削られていて無理やりローダウンカラーをぶち込んだ痕がありました。お蔭でメス側のシールヘッドが傷だらけになり、この時点で減衰圧不良でダンパーの効かない状態…というか制御不能状態ですね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
インナーチューブ傷

こんな状態でしたのでオーナー様は派手にやってしまったらしくインナーチューブには修正不可能な位の傷が無数に入ってしまっておりました。シール性も失われ正にアンコントローラブル!!!身体は大丈夫だったのかな?バイクはお金で治せますが身体はそうはいきませんから。

サスユニット内部やエンジン内部は外からは見えません。しかしながら内部が非常に重要で、見えないからと言っていい加減に組上げてしまった悪い例だと感じます。形だけ成したユニット…中身は空っぽ…非常に悲しくなりますね((+_+))

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
修理完了!

今回、使い物にならなくなってしまったカードリッジユニットを左右とも丸ごと交換しましたが、YAMAHAにもKYBにも、もう在庫はありません。2004年モデルの最後の供給です。今回は国内ではパーツ入手ができませんでしたので何とか海外から取り寄せましたが、それももう最後との事。

可能な限り、本来の性能を取り戻せたのでほっとしました(^^;この頃のクロモリフレームのWRは軽さと軽快感があり、レーサーマシンではありますが、懐の深いマシンだと思います。アルミフレームになったばかりのWRより個人的には好きですね~♪

これでオーナー様にも思いっきり楽しんでもらえる筈!と梱包しながら本日のお仕事は終了です(^^)/