「カスタマイズ」カテゴリーアーカイブ

KTM 250EXC-Fのローダウン(リア編)

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リアサス点検
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WPショック加工&O/H

KTM 250EXC-Fをローダウンします。08モデルです。アッと言う間に8年の月日が経っています。スイングアームのピボット部も点検する為に分解しました。サスを分解していて感じるのですが、この8年の間で大部進化しているんですよね。外見は大差なく感じるんですが中身はカナーリ変わっています。細かく言うと永くなるんで割愛します(^^;

リアショックは分解してオーバーホール&ショート加工してオーナー様の体格に合わせてローダウンしてスプリングの強さも変更します。

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防水加工
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ショート加工組立

リアサス、スイングアームからリアショックユニット、これらを全て点検。KTMのエンデューロモデルの特徴であるPDSショックもオーバーホールです。オーナー様の体格に合わせてショート加工してスプリングレートも変更しオーバーホール。

WPのPDSショックの鬼門であるリバウンドアジャスタ…ノーマルの状態ですと水が浸入し易く錆びて動かなくなることも多々あります。この部分を改修しました。

勿論、リアだけでなくフロントフォークもショート加工します。

フォーク編へ続く…。

 

 

YZ250FXのローダウン(フロント編)

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カードリッジショート加工
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特注スプリング

YZ250FXをローダウンします。フロントフォーク、リアショック共にショート加工してオーナー様の体格に合わせた完全なオーダーメイドのメニューになります。

先ずフロントフォークから始めました。カードリッジをショート化して、寸法を合わせた特注のスプリングを使いました。レートもFXの弱点を克服する前後バランスになる様、尚且つオーナー様の体重に合わせた物を制作しました。スプリングをカットする方法はレートが狂ってしまうので行いません。

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フォーク完成
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特注ショックスプリング

因みに新車から取外した物なのですが念の為、シールは交換しました。クローズドフォークの場合、インナーとアウターを分解してオイルを完全に排出する必要があるのですね。エアボリュームを油量で管理する構造になっているからなのですが。

フォークを完成させたら次はリアショックに取り掛かります。勿論、ショックスプリングも特注品を使います。

続く・・・。

XR250(MD30)のサスペンションをアップグレード フォーク編

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削り出したスペシャルパーツ

こんばんわ。ジョニーズファクトリーです。前回の続き、XR250(MD30)のサスペンションをよりダートスポーツ性能を向上させるプロジェクト(?)のフロントフォーク編です。

先ず、リアスプリングがフォークスプリングとのバランスが合っていませんので交換必須なんですが、今回は更に突っ込んでダートで攻められるXRを目指します。

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フォークダンパーのリバルブ

元々良く動いてくれるサスなんですが、ノーマルバランスのままですとリアのトラクションが抜けやすく、フロントはぐにゃんと一気に奥まで入ってしまうのです。結果、エンデューロやクロスカントリーの登りではスタックし易く、下りのギャップではフロントが落っこちそうでヨチヨチ走行になってしまいます。リアブレーキの利きも悪くなりますよね。

ハイスピード区間でもちょっとしたギャップでリアが跳ねあげられ、フロントはぐにゃんと入り過ぎてしまう為、怖くてアクセルが開けられないと言う症状に見舞われます。

しかーし!MD30に装着されているサスペンションユニットは元々造りが良いのでバランスを見直すモディファイすれば一気に走破性を向上させる事ができるのですね~\(^o^)/

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リバルブ改修&ワンオフパーツ組込み

ショックスプリングを見直すだけでも乗り易くなりますよ。ですが、ピッチングの激しさを改善して更に快適にするにはフォークの改修も必要になってきます。ノーマルの持っているフロントの接地感を損なわずに、車体のピッチングを抑えて、リアのトラクションを稼ぎ、ガンガン攻められるMD30を作るのであります!

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フォーク完成

今回、フォークにハードスプリングが入っていましたのでノーマルに戻しました。全体のシャーシバランスを改修せずにフロントに強いスプリングを入れてしまうと…悪化します。ライダーの体重や技量によってはMD30が元々持っている良い部分を損なってしまう原因にもなります。

メーカーの意図(ノーマル状態)を正確に把握して、且つライダーの乗り方や体格を把握した上で改修しなければ間違った方向にセッティングしてしまいかねません。

世間一般に言われているモトクロス=硬いサス エンデューロ=やわいサス ってそもそも間違ってますから。コマーシャルほどあてにならん物はありません。そう!カタログはあてにならんのです。今の雑誌もいい加減なので僕は嫌いですね。

真実の声を聞かせておくれよ~♪

XR250(MD30)のサスペンションをアップグレード

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ショックのチューンUP
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リザーバタンク容量UP

いつもご愛読ありがとうございます。今回はホンダのXR250(MD30)のサスペンションについてです。先ず、MD30は前後スプリングのバランスがダートでスポーツ走行するのに向いていないバランスになっています。

その為、フロントの重さ、ピッチングの激しさがライダーを苦しめます。元々の素性はとても良いマシンですので、バランスを見直すだけでも豹変するのですが、今回は更に突っ込んだメニューで、よりダート走行に特化したXRにしちゃいます。

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リバルブ
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スプリング交換

リバルビングも勿論行います。リザーバタンクの容量をアップしてストローク量の変更も行います。バネっぽいリアサスを改修しつつ、不快なピッチングの元凶であるフロントフォークも改修します。

バネも特別なものを用意しました。このリアショックのスプリング変更が大きく作用します。

それとは別に重要な部分、軽量化です。特にXRはバッテリーの搭載位置がよろしくないです。車体の中心部分から離れた所に重量物があるのは性能低下を引き起こします。できるだけ軽くしておく事が肝要。バネ下重量も同じくです。マシンのコントロール性を高めたいのなら、少しでも軽くしましょう。ほんの数グラムでも遠心力が掛かったら、どうなるかな・・・?想像できますよね?数倍の重さになる訳です。それをライダーの体格で抑え込む・・・メカニック的にはロスですね。ライダー的には疲れるし乗り難いって事に繋がる訳です。

フロント編へ続く・・・。

GPZ750用オーリンズショックのオーバーホール&チューニング

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分解洗浄リバルブ
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組立中

GPZ750用のOhlins Shockをオーバーホールしつつ、ダンパーボリュームを見直す為にリバルビングします。オーナーさんはサーキット走行が主で、ダンパーボリュームの不足を感じていてリアのフワ付きを何とかして欲しいとの事でした。

最近オーバーホールしたばかりとの事なのでリバルビングを行いました。念の為、シール類は交換します。

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完成梱包中

古めなオーリンズですので、今のショックと比べるとシンプルな造りです。シムの積層も少なめで寸法も乱暴です(^^;

その辺を改善しつつリバルブする事でスムーズにスプリングの共振を吸収する方向でリバルビングしました。

梱包してオーナー様にお返しします。

RM85のサスペンションをアップグレード

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フォークカードリッジのアップグレード

いつもご愛読ありがとうございますm(__)m

今回はミニモトクロッサーのRM85のサスペションユニットアップグレードです。

CRF150Rのフロントフォークの「底付き」でも、沢山問い合わせを受けるのですが、RM85も同じユニットを採用しておりますので痛い所に落ちると、同じ症状が出ます。

ただ、2STエンジンの場合、4STエンジンの150Rよりもピッチングが少ないので症状としては軽いです(150Rと比べてですよ)。

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リアショックのアップグレード

簡単に言うと4STエンジンのエンジンブレーキが効く為、ピッチングも激しくなります。スリッパークラッチの必要性がここに出てくるのです。

更にミニモトクロッサーはフルサイズと比べて、ホイルベースが短いですから、症状が分かり易く出てしまいます。

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完成!

そこで、ピッチングの軽減と底付き防止の効果を発揮するパーツを製作して取り付けます。

CRF150Rのフロントフォークアップグレード

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CRF150RやCR85、RM85用のオイルロックシステムですが、ご好評につき、残り2セットとなりましたm(__)m再度生産する予定ではありますが、お急ぎの方はお早めにお願いします。売り切れてしまった場合は生産予定は未定ですが予約承りますm(__)m

前回の内容と重複しますが・・・CR85やRM85、CRF150Rにはきちんとしたオイルロックシステムがありません。スプリングガイドを兼ねた樹脂製のボトムアウトバンパーがあるのみです。

その為、フロントを痛い所に落とすとカコーンとフルボトムします。オイルレベルを上げたりスプリングをハードにする事で対処しようとしても根本的には解決しません。コイルスプリングもエアスプリングも、ある一定以上の力が掛かれば縮むからです。

ですので、あるストロークまで達したら油圧で強力に止める機能を追加すると言う選択肢が出てきます。それがオイルロックシステムですね。

オイルロック機能を追加して、従来の樹脂製ボトムアウトバンパーはスプリングのガイドとしてのみの機能をする様に加工します。旋盤やハンドソー等で綺麗にカットします。この辺りの寸法もきちんと合わせておきませんと、エアボリュームが狂います。オイルレベルをきちんと合わせたとしてもカットした分の体積でエアスプリングの効き方が変わってしまうからです。いい加減にやるとセッティングが困難になっちゃうんですよね。

カットして無くなった分、ガイドのみの機能をする様に削り出したジュラコンのアダプターを取り付けています。

又、オス側の形状を変更する事で、オイルロックの効き方を変える事ができますので、ハードなモトクロスでの仕様、ハードエンデューロでの仕様、クロスカントリー仕様やオンタイム制エンデューロ仕様などご相談に合わせて制作も可能です。

RM85のリアショックオーバーホール&リバルビング

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旧RM85のリアショック

いつもご愛読ありがとうございます。RM85のリアショックをリバルビング&オーバーホールします。オーナー様はモタードで使用しているそうで、ダンパーボリュームの不足を感じていました。

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分解リバルブ
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仕上げのエア抜き

ミニモトクロッサーでモタードを楽しまれている方は多いと思います。勿論フルサイズモトクロッサーも同じですが、先ずはスプリングの強化が常套手段になると思います。しかしながら、モタードで最適なハードスプリングを装着すると、ダンパーのボリュームが不足してしまいます。

本来ベストな状態にするには色々と手も掛かりますし資金も掛かるんですが…手軽にモタードで遊ぶにはスプリング強化&ダンパーボリュームの見直しは必須かな?と思います。

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完成です!

オフロード走行では必要な部分がモタード走行では邪魔になる部分を排しながらダンパーボリュームを見直すバルビングにして組上げました。ガス抜けや各部の劣化も確認できましたのでオーバーホールしただけでも劇的に良くなるのですが、リバルブでそれ以上の効果を発揮します。

KTM フリーライドのローダウン

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リア加工
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フロント加工

只今、KTMジャパンでは「俺のKTM」と言うキャンペーンを実施しています。新車の購入で色々とパワーパーツやウェアがもらえるそうです。

今回はフリーライドを購入され、-25㎜のローキットを組込むと言った内容ですね。キットになっていますので採寸したり計算しなくていいので楽です。

EXCシリーズにも-50㎜のローキットがパワーパーツから出ていますね。キットの寸法でOKならオンオフでスプリングやスペーサーを制作したりしなくて済むので安価にローダウンできます。

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リアダンパー完成
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フォーク完成

ローダウン対応のサイドスタンドまで付属してきますしスマートにローダウンできます。

今回は新車ですのでキットの組込みとオイルとシールのみ交換して完成させました。それとオーナーさんのご希望で前後共にソフトスプリングを組込みました。

フリーライドのリアスプリングはダブルレートの物とシングルの物が選択できます。乗り味にかなり影響する部分です。メーカーの方で、両方の設定があると言うのは興味深いですね。

 

CRF150R・CR85・RM85のフロントフォークの底付き改善

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製作途中

以前からCRF150Rのフロントフォークの底付きやピッチングの激しさについてはお問合せを沢山お受けしてきたのですが、樹脂製のスプリングガイドを兼ねたボトムアウトバンパーでは踏ん張りがイマイチで、痛い所にフロントが落ちるとスコーンと入ってカッコーンと不快なボトムをするんですよね。

綺麗に整地されたコースであればあまり気にならないんですが、レースで路面が荒れてきたり、エンデューロの様なガレ場ですとピッチングの激しさが気になり出します。

ですので、CRF150RやCR85、RM85のフロントフォークに装着可能なチューンUPパーツを制作しました。

リバルビングやスプリング強化、オイルレベルの変更などで底付きを改善しようとしても中々上手い事いかないんです・・・(;^ω^)

底付きの事を重要視してスプリングを強くしたり、オイルレベルを上げたり、コンプレッションのノッチを閉め込んでいくと、フラット路面での接地感や旋回性が犠牲になってしまうのです。又、スプリングを強くすると荒れた所ではピッチングは逆に悪化する場合もあります。

そこで、フラット路面での接地感や旋回性を犠牲にする事無く、底付きせずピッチングを抑える様に、フロントフォークに足りない機能を追加する為のパーツを制作して解決するのが正しいチューニングになる訳です。

国産ミニモトクロッサーはフルサイズモトクロッサーと比べて機能が省略された造りになっています。ココがライダーを悩ませている部分であります。であれば、その省略された部分を補ってあげれば良いのです。

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装着確認ちゅ!

今回頭を悩ませたのが、純正セッティングの良い部分を残しつつフルボトムせず安心して攻める事の出来る寸法をどうやって導き出すのか?って部分です。

メーカーはコストダウンの為に省略して市販車を販売していますので複雑な形状になってしまう部分やパーツ点数が多くなってしまう部分は省略して販売してるのは皆さんご承知の通りだと思います。

その省略された部品を制作して装着できれば最高のパフォーマンスを発揮できるのですが・・・問題は寸法ですよね。

色々とテストして導き出す事も必要になってきます。正しい寸法を導きだすには手間が掛かりますが、ミニモトで良い足回りを手に入れたいライダーの方は是非味わって頂ければと考えております。

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フライス盤にワークをセットの図

エンデューロでミニモトを使っている場合にもテキメンに効くと思います。グアッと下らされる急斜面やガレ場でもピッチングが少なくなって、ズコと入って前に放り投げだされる様な事になり難くなりますしね。

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できました!

取付にはスプリングガイドの加工や、カードリッジに旋盤で小加工が必要になります。

スプリング強化やオイルレベル変更で難とか底付きを軽減したけど、イマイチだと感じている方は是非お試しいただきたいです。

アンチボトミングシステムのカードリッジへの組込み⇒パーツ&組込み費用一式35,000円(税別)です。フォーク分解オーバーホール費用は別途かかります。