「メンテナンス」カテゴリーアーカイブ

RTL260F リアショック メンテナンス

トライアルマシンはスピード競技ではないのですが、実は物凄くサスペンションを酷使する競技だと思います。

数々のトライアルマシンのフォークやショックをメンテナンスしてきた経験上、そう感じます。オイル漏れがないからと言って数年以上メンテしていない場合、内部はかなり消耗している事が殆どです。今回も例に漏れず・・・オイルが凄まじく劣化しガイドブッシュは偏摩耗してました(^^;

選手(ライダー)のやってる凄いアクションは勿論ですが、トライアルマシンはなるべくコンパクトに軽くしてたりと、やはりサスユニットにはかなりの無理が掛かってるんだろうなあ~と。

SHOWA BPF SFFフォークをOhlins製ダンパーに交換

13年モデルZX-6RのフロントフォークにはSHOWA BPF SFFフォークが採用されております。これを中身だけOhlinsのFGKカードリッジに総換しました。

BPF SFFは片側のみがダンパー機能、片側がスプリングイニシャル調整と仕事分けられておりますが、OhlinsのFGKに中身を変える事で左右共にダンパーとスプリングイニシャル調整機能が備わります。

トップキャップも左右共に変更になります。組換えながら各部がきちんと機能するか?確認しながら組上げていくのですが、流石はOhlinsです。

調整幅が広い!ノッチを最強にすると動かなくなりますし、最弱にすればかなり動きまくりますΣ(・ω・ノ)ノ!

今回の作業内容はフォークを完全分解しますのでオーバーホールも兼ねております。完成したフォークを車体に組付けて動作確認を行い完成させます。

KTM 125EXCのWP PDSショックをオーバーホール

先日から続いてリアショックをオーバーホールしました。2017年モデル以降はシリンダー径やプライマリーピストンの改良が行われかなり良い車体にはなりモディファイすると豹変し以前のモデルからの進化を感じました\(^o^)/

ただ・・・モディファイしないと17モデル以前の方が煮詰められていて良い印象です(^^;

2020年モデルからシャシーが変わるようですがどうなってくるのか楽しみですね♪

RTL260F SHOWA リアショックのオーバーホール

RTL260Fのリアショックをオーバーホールしました。分解してみると廃油は激汚れてピストンバンドは摩耗しておりました(^^;

トライアルバイクはメーカーが苦心して様々なパーツがコンパクトに出来ており、リアショックも例外ではありません。その為、消耗も激しく早め早めのメンテナンスが必要になります。

YZ85 KYB リアショックのオーバーホール

錆てしまったショックロッドが再メッキから戻ってきました!

綺麗に再生されています。実はメッキだけでなく歪みも矯正されて戻ってきます。

YZ85やYZ80等に採用されているミニMXマシン用のKYB製リアショックですが、オーナー様は違うシャシーに装着されているそうです。

各部の消耗パーツを交換してエア抜きオイル充填を行い完成させます。