「メンテナンス」カテゴリーアーカイブ

CBR250RR(MC22)純正リアショックのオーバーホール

CBR250RRのリアショックをオーバーホールしました。

オイルがダダ洩れだったのでロッドのダメージが心配されましたが大丈夫でした。

このタイプのショックはスプリングとシリンダーの間にカバーが付いているので分解してみないとロッドの状態が把握できません。

ショックボディには窒素ガス注入口を取り付けてダンパーを完成させます。

リークテストをしてからスプリングをセットして完成させます。

GSX-R1100純正リアショックのオーバーホール

先日、メッキ屋さんに出したショックロッドが戻ってまいりました。

メッキ前

再生されてピカピカです。

実は歪みもある程度修正されて戻ってきます。

意外とショックロッドが歪んでいる事があります。

特にツインショックは要注意です。普通に使っていても徐々に歪んだりします。酷いと交換ですがある程度は修正できます。

ダンパー完成後にリークテストをして、スプリングを元の位置にセットします。

トライアルバイクのモンテッサCOTA315のリアショックオーバーホール

トライアルマシンのMontesa COTA315のリアショックをオーバーホールします。

ガイドブッシュが変摩耗しています。このままですとシール性が損なわれますので交換します。

バンプラバーは砕け散り無くなっていましたので新に装着します。

エア抜きオイル充填を行い、リークテストの後、スプリングを装着して完成です。

オーナー様の元へ送り返します。

XJR400のオーリンズショック オーバーホール

XJR400の純正オーリンズショックをオーバーホールします。

左右ともバンプラバーは砕け散って無くなっています。そしてオイル漏れも・・・。

画像ですとわかり難いですがガイドブッシュも摩耗してます。真ん中の穴に入っているパーツです。

ショックロッドを保持する為の部品ですのでシール性が悪くなってしまい、オイル漏れの原因になりますので交換が必要でした。

分解洗浄して組立エア抜きオイル充填です。

リークテストを行ってからスプリングをセットし完成させます。

スーパーボルドール(CB400SB)の純正リアショック オイル漏れ修理

CB400SB(スーパーボルドール)の純正ショックをオーバーホールします。分解前に動作を確認してみると・・・

押し込んだロッドが戻ってきません。

完全なガス抜け状態です。

分解点検しました所・・・

ブラッダ(ガス袋)は変形して傷付き、内圧不足でロッドを保持しているガイドが偏摩耗しておりました。

ブラッダは高圧ガスを再充填しますので僅かな傷でも破れてしまう事がありますので交換必須です。ガイドもロッドを保持する大切なパーツで偏摩耗したままですとシール性が落ちますので交換です。

意外に思われるかもしれませんが、5,000キロも使えばガス圧は低下し始めます。

リザーバタンクの容量は小さく、その小さな容積に高圧ガスが充填されておりますので、ホンの少し抜けただけで一気にガス圧が低下します。

純正リアショックもオーバーホール可能な物もございますので定期的なオーバーホールをお勧めしております。

XR250(MD30)リアショックのチューニング

錆びてしまったショックロッドが再生されて戻ってまいりました(^O^)/

ビフォー!

アフタ~♪

ピカピカツルツルになって戻ってまいりました!これでまた暫くは快適に使って頂けます。

今回はオーバーホールだけでなく林道ツーリングやEDレースにも使い易くする為にチューンします。

スポーツ走行用スプリングに変更&スポーツ走行向けのバルビングに変更と言ったライトな内容ですが、かなり効きます。

余裕のある場合は更にリザーバタンク容量アップやショックボディへのカシマコートもお勧めです。

動作確認リークテストを行い、スプリングをセットして完成させます。

 

XJR1200のヤマリンズ オーバーホール

ヤマハ製オーリンズショックをオーバーホールします。片側からオイルが漏れてしまっています。そしてバンプラバーも無くなっていました。

分解してみるとピストンバンドがかなり摩耗しておりました。

分解洗浄と消耗パーツ交換、ロッド研磨、オイル充填エア抜き等の工程を経て完成させます。