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XT250 純正リアショックのオーバーホール

 

70年代前半にヤマハが開発した世界初のモノクロスサスペンションの流れをくむショックアブソーバーです。

2ストロークモデルのDT250も同じシステムをリアサスペンションに搭載して販売されました。

今では当たり前のモノサスですがツインショックと比べて非常に安定した性能です。

個人的にはツインショックの味のあるMXバイクも好きですが、やはり速度を上げていくと性能差は顕著に現れます。

ツインショックが当たり前だった時代。

初めてモノサスに乗ったライダーは驚いたんじゃないでしょうか?(私はまだ生まれてませんw)

YAMAHAは当時はサスペンションユニットも自社で開発していたそうです。

その流れで、創輝サスペンションになっていくんでしょうねー。

と、いう事で早速ショックの状態を確認してみると・・・ロッドが錆びてました💦

ショックロッドを再生メッキする為に溶接部を削り取って分解しましたので、ピストン類を元の位置に戻さなければいけません。

工作機械で加工して元の位置に戻し、組み立てていきます。

 

TT250Rレイドのリアサスペンションのメンテナンス

TTRのレイドです。レイドはアドベンチャーバイクと言った位置付けで販売されていました。

ベースマシンはTT250Rです。今では珍しいバイクになった感じがします。

リアサスペンションのメンテナンスのご依頼で、リアショックユニットとリンクレバーやピボット部分を分解洗浄します。

リアショックはバンプラバーが砕け散って無くなっていました。

ショックオイルの廃油は真っ黒になり腐った匂いが・・・各部を綺麗にしてオーバーホールです。

リンクレバーやスイングアームのピボット部分のベアリング類も洗浄してメンテしました。

完全なエア抜きが実施できる様に、リアショックにはエア抜き用のプラグを新設しています。

WR250R 純正リアショックのメンテナンス

 

ヤマハのトレールバイク、WR250RやWR250XはYAMAHAオリジナルのリアショックユニットが採用されてます。

エア抜き用の専用装置に接続する為にアダプターを専用に製作したり、色々と勝手が違うですね〜♪

バンプラバーが砕けそうな状態になってメンテナンスの時期だという事でオーバーホールしました😆

セロー225の純正リアショック オーバーホール

セローやWR250Rなどのヤマハ製のトレールバイクはヤマハオリジナルのリアショックが装着されています。

KYBやShowaではないんですね(例外もありますよー)。

なので分解組立の方法や使われている部品も独特なものがあります。

完璧に仕上げる為にエア抜き用の装置に接続できる様にプラグ穴を追加する必要もあったりします。

セロ−225もとても楽しいバイクだったなあ〜と記憶してますが最近あまり見かけなくなった気がします。

ちょっと寂しいですね。

Ohlins リアショックのオーバーホール ビモータ用

bimota YB6(80年代後半のマシン)というモデルに装着しているそうです。

ショックナンバーもBから始まるので専用品なのかも???

当時も超高級バイクだったんですが日本国内ではどの位、販売されたんでしょう?

バブリーなジャパンだったので沢山売たんでしょうか?w

ショックロッドの錆 再メッキ

NSR250Rのショックロッドですが・・・錆が発生してメッキがめくれてしまっていました。

めくれたメッキがロッドガイドを傷つけてしまっています。

そのまま組込む事はできませんので再生メッキして復活させます。

ガス式のリアショックは高圧ガスを充填しますのでロッドの状態は重要になてきます。