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WR250Fのフロントフォーク

20年前のWRです。

このタイプのフォークは内部にバンプラバーが仕込まれており、古くなると内部で砕け散ってしまう事もしばしば・・・。

そうなるとカードリッジ内部に混入してしまうので注意が必要です。

今回は砕けてはいなかったのですが、古くなって硬化していましたので交換しました。

DT230ランツア 純正リアショック オーバーホール

ショックロッドに深めの点サビがあったので再メッキにて復活させます。

再メッキする為には内部からニードルを取り出す必要があります。

YAMAHA純正ショックの場合、ニードルの出口がカシメられている為、一部を削り取ります。

内部にO-ringが仕込まれていますので、取り出してから再メッキする必要があるんですね。

削り取った部分は元に戻す為に、ホルダーを新たに制作して組み込みます。

SHOWA ADVANTAGE(ショーワ アドバンテージ) リアショックのオーバーホール

今回、かなり痛んでいました。

各パーツがコーティングされているのに・・・廃油が真っ黒ででした💦

ハーレーのFXDXスーパーグライドスポーツに装着しているそうです。

今回、オーナー様のご要望で、設定の中で一番強いスプリングに交換しました。

NSF100 リアショックのチューニング

NSF100を男性大人ライダーが使う場合、やはり性能不足が否めないと思います。

とにかくダンパーボリューム不足で不安を抱えているライダーは多い様に思います。

日々のメンテも重要でなショックです。無垢のアルミ合金ボディなのでオイルも劣化が早い!注意が必要です。今回も廃油は真っ黒でした😅

当社でお勧めしているのは、大きな改造はせずに純正品をベースに改良する方法です。

安価で済みますし、そもそも構造的に無理があるので高価な社外品に交換する方が良い結果が得られる場合がある為です。

しかもレースのレギュレーションにもよるのでなかなか難しい問題です・・・。

そこでお勧めしてるのが安価で済むライトなチューンナップ方法です。

内部のパーツを変更せずにSTDパーツのみでダンパーボリュームを見直します。

レギュレーションが許すならば高価な社外品でセットアップした方が良い結果が出せるし・・・内部パーツの変更もレギュレーション上ダメ・・・となると・・・この方法しかないかな?と・・・。妥協案になってしまいますがオーバーホールついでに施工して試していただけばチューニングの方向性も見えてくると思います。

XT1200Z(スーパーテネレ) スポークホイール

スポークを張り替えます。

先ずは余計な物を全部取り外します。

リムには方向があったり、ハブとのオフセット量等々・・・分解前に色々と記録しておきます。

リムは再利用します。

中古のリムの場合、振れ取り真だしが難しいのですが今回は良い感じで仕上りました!

タイヤを履かせてホイールバランスを取ったら完成です☺️

NSF100 リアショックのメンテナンス

分解してみると・・・異様にオイルが汚れていました💦

嫌な予感が的中してしまいました。なんと、ピストンバンドが外れかかった状態で動作していたようです。

恐らく摩耗しすぎて外れてしまったのかもしれません。

今回、幸いにもダメージ少なめで事なきを得ましたが・・・場合によってはシリンダーに致命的なダメージを与えてしまう事も多々あるので、早目のメンテナンスをお勧めいたします。