毎度ありがとうございます。前回からの続き、フロントフォークに着手しました。オーナー様から承ったのはフォークスプリングとフォークオイルの交換だったのですが、どうもフォークシールからオイル滲みが発生していましたので結局全バラ整備を行いました。
フォークを完成させて車体へ取り付けました。
リアサスペンションのスプリングと共にフォークスプリングも変更しました。オーナーズマニュアルにある前後スプリングのバランスだと体重の軽い方にはイマイチ良くないので、この辺りも加味したレートの物に入れ替えました。
前回からの続きで、今回はフロントフォーク、ステムまわり、ホイルまわり。フロントサスペンションに取り掛かりました。ステムはベアリングとシール類交換してホイルベアリングも同様に交換しました。
ここまでは順調だったのですが…。
フォークを分解してみると、ダンパーに負圧が発生しています!時間が経つとダンパーロッドが引っ込んでしまいます(;´・ω・)
これはアレです。例のシール部分が壊れているのですね~。これは修理しないといけません。
フォークダンパロッドのシールが破損していましたので修理しました。ピストンを留めているナットも緩んで遊んでいました。ココが緩むと減衰圧不良がおきますのでチェックが欠かせない部分です。
フォークがゴツゴツしたりする原因にもなりますので永らくメンテナンスしていないマシンは要注意です。
そしてローダウン加工とリバルビングも行いました。
完成させて車体へ取り付けます。
前回からの続きです。ローダウンとモディファイを承りましたが、片側のフォークの動きがおかしい???ガギガギと引っかかりながら動きます。分解してみると・・・。
カードリッジのロッドホルダーが大破していました(>_<)
ピストンシムは変形し開きっぱなしになり減衰が全く効いていない状態でした。モディファイの前に修理ですね(^^;
破損していたホルダーは14モデルから対策品に変更されていましたので左右共に交換しました。その他にもプレッシャータンクの強さ変更、ハイドロストップの強化などを行いオーナー様の体格や乗り方に合わせた仕様に変更して組み立てていきます。
スプリングも製作して長さを変更しカードリッジもショート加工しました。
今回、破損していた部分も含めるとかなりの数の部品を入れ替えました。この改修でゴツゴツとする感触や頼りないフィーリングが改善されます。
2013年モデルの250EXCを前後共にローダウン&チューンUPします。先ずはリアショックを取り外して分解!シール類や消耗パーツも交換します。
最近お気に入りのSKF製のフリーピストンも組込みます!ブラッダ式とピストン式の良いトコ取りしたアップグレードパーツになります。
シート高にして-45㎜程度になる様にショック長を変更しました。それとオーナー様の体重や使い方に合わせてリバルブしました。それと同時に前後のバランスを変更してリアのトラクションを稼げるようにします。
スイングアームとリアホイルにガタがあったので修理しました。ホイルの写真撮り忘れました~(^^;
フロント編へ続く・・・。