「修理」カテゴリーアーカイブ

BMW F650GSダカールにWPフォーク

誠に勝手ながら、12~13日はお店を閉めております。

メールでのお問い合わせは水曜日14日以降の返答になりますので何卒よろしくお願い申し上げます。m(__)m

BMWのF650にWP4357フォークを取り付けていらっしゃるオーナー様からオイル漏れ修理を承りました。ツアラーテックさんあたりがキットで取り扱っていたと記憶しています。

分解してみると永らくメンテナンスされていなかった様で廃油はヘドロ化しておりました。

カードリッジの消耗も見られましたのでロッドガイドやMIDバルブのピストン周りも交換しました。

インナーチューブは研磨してから組込みます。アウターも変形等がないか確認します。

そうして完成しました!後は車体に取り付けて動作確認したらオーナー様へ引き渡します。

 

DUCATI 1098Sのフロントフォーク修理

ドカティの1098Sのフロントフォークを修理しました。フォーク片側からオイル漏れを起こしていました。

カードリッジを分解して各部を洗浄してチェックしていきます。O-ringやシール類、ブッシュは交換しました。

特に大きな不具合なくオーバーホールが完了しました。

因みに廃油はこんな感じです。汚れてますがヘドロにはなっていない状態でした。

450EXC フロントフォークの修理

前回からの続き、フォーク編です。分解してみると半端ないスラッジ(>_<)ガイド、スライドブッシュに喰い込みまくっております。

シムスタックも変形や開きっぱなしの状態です。圧側&伸び側共に減衰が効いていない状態です。

変形してしまったシムは交換して傷だらけのピストンバルブは綺麗に磨いて修理しました。

ダンパーロッドのガイドブッシュもアルミ片が喰い込みまくっているので交換しました。

インナーチューブも左右共に傷だらけなので新品に交換しました。中々やりがいのあるお仕事でした~!

NSR250R(MC21)のリアショック

NSR250Rのリアショックをオーバーホールしました。ショックロッドには錆が発生しておりましたので再メッキ処理の上、オーバーホールです。

因みに若干オイル漏れも起こしておりましたので再メッキ必須の状況です。

こちらのモデル、製造されてから30年ばかり時を経ておりますが初めてのオーバーホールの様です。日本製のショックって凄いなぁと思います。

30年間オーバーホールしなくても大きな不具合等なく本来の性能を取り戻せちゃうんだもの。

ドカティ ポールスマートのフロントフォーク

走行距離2万キロ突破したポールスマートのフロントフォークです。OEMオーリンズですね。

フォーク片側からオイル漏れを起こし廃油は画像の通り、ヘドロ化していました(^-^;

カードリッジ内部を点検してみると減衰圧を発生させるピストン、シムスタックに鉄粉やら異物が挟まっていましたので分解して綺麗にしました。この部分に異物が挟まった状態ですとダンパーが効かなくなります。

今回はオーナー様のご希望でSKFフォークシールを使ってオーバーホールしました。これでまた気持ち良く安全に乗って頂く事ができます。

RM85のフロントフォーク修理

RM85のフロントフォークを修理しました。オイル漏れを起こしています。

所がそれだけではなく・・・

コンプレッションバルブのチェックバルブは開きっぱなし、テンションバルブには異物が挟まっています。これではダンパー効かないですね(^^;

テンション側は鉄粉が挟まっていただけでしたが、コンプレッションのチェックバルブは何故かリターンスプリングがシムに潜り込んでいました。シムが変形してしまっていて使い物にならないので交換しました。

続きましてリアですが、ロッドに無数の点錆が発生しています。再メッキに出しました。

明日、5/3~5/7までお休みに入りますのでよろしくお願いしますm(__)m

続く・・・

KTM 125SXのフロントフォーク修理

2014年モデルの125SXのフォークとショックのオーバーホールを承りました。片側のフォークの動きがおかしい・・・これはやばそうだなあと分解してみますと・・・うおおおお!!

フォークスプリング折れてます(+_+)滅多に見ない風景です!

これは何が潜んでいるかわからない!と慎重に点検をしていきました。フォークダンパーのガス圧は抜け切り、チェックバルブが駄目になっていました。恐らくダンパ効いてなかったと思われます(^^;

なのでフォークダンパーもオーバーホールしました。勿論、折れたスプリングは交換しました。念の為、左右共に。

ダンパーロッドが無事だったのが何よりです。

リア編へ続く・・・

XR250R(ME06)のリアショック修理

オイル漏れしているXR250Rのリアショックを修理しました。激しいオイル漏れを起こしていました。ショックロッドはえぐれるほどの錆、それを無理やり修正しようとガリガリに削られていました(^^;

その為、メッキは二層の処理が必要な状態でした。漏れたまま使用されてしまった様でシリンダ内壁は編摩耗してしまっております。こうなってしまうと修理しても本来の性能は望めないばかりか、車体に取り付けて動作した場合、オイル漏れを再度起こす場合があります。部品ももう出ませんので良品の中古を探す他ありません。

こうなってしまうとリスクを承知の上で修理するしかありません。今回はオーナー様と話し合ってリスクを承知で修理しました。アルミ無垢のショックボディはダメージも受けやすく必ず定期的にオーバーホールする必要があります。それはオイル漏れしていなくてもです。XR250Rは古いですがバランスの良いマシンです。それはきちんとした定期的なメンテの上に成り立ちます。