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DR-Z400SM 初期型の分離加圧型フロントフォーク

DRZ400SMのフロントフォークは初期型の分離加圧型フォークが採用されています。

高性能なフォークユニットなんですが、ちょいと困った持病も持ってたりします😅

圧側のバルブシールが逝きやすく、減衰力が効かなくなっている個体をまま見掛けます。

この個体も例に漏れず・・・片側は完全に壊れていました💦

以前まではシールを交換して修理もできたのですが、現在はアッセンブリーで交換するしか無くなってしまいました。

スズキの場合、比較的古いマシンのパーツも供給されている事が多いので事なきを得ましたが・・・今後どうなるやら・・・

パーツが入手できない場合は再メッキになってしまうのですが、今回は錆びてしまったインナーチューブも新品に交換しました〜(^ ^)

XR600R 純正リアショックの修理

分解前にダンパーの動きを点検してみた所、動作不良を起こしオイルは殆んど入っておりませんでした💦

内部からゴリゴリっと嫌な感触も・・・・

オーナー様から作業続行の連絡を頂き、ビビりながら分解してみると・・・思った程のダメージではありませんでした(若干、シリンダー内壁に縦傷が入っていましたが)。

本来の性能は望めませんが、使用できる様には直せそうでしたので作業を進め完成させました。

20年以上前のエンデューロマシンやオフロードマシンは激しく使われている個体を多く見受けます。

場合によっては修理できない事も・・・。

フロントフォークの各種コーティング

CB1300SF(SC40)のフロントフォークです。

オーバーホールと同時に各部コーティングしました。

アウターチューブは下地バフ研磨してブラックカシマコート。

インナーチューブはDLCです。

中古のインナーパイプなので再メッキしてからダイヤモンドコートしています。

フォークシールはSKFですが、あえてブラックをチョイス!