「サスペンション」カテゴリーアーカイブ

GASGASトライアルのサスペンション

img_0903

img_0904

ガスガスのトライアルバイクTXT125PROのリアショックに使われているレイガー製のショックアブソーバーをメンテしました。

狭いスペースにギュッと機能を詰め込んだ構造になっていて二輪で使われている物としては特殊なショックだと思います。

当店はレイガーの正規メンテショップではありませんのでパーツ入手に制約があり、ご理解頂けるお客様でなければお受けできませんが、正規メンテショップ様へ依頼できない等の事情がある場合はご相談くださいm(__)m

今回、オーナー様と相談の上、伸び切り付近での減衰圧特性を変更しました。

 

YZ125サスペンションチューニング(リアショック編)

img_1127 img_1128

前回からの続きです。YZ125をJNCC仕様に改修!リアショック編です。

フォークもそうだったんですが、新車購入から激しく使っていない様で消耗パーツが再利用可能な物はそのまま組込みました。念の為、シール類等のゴムパーツは新品にしました。

位置依存性が高いフォークに比べてリアショックの改修はリバルブのみ。

フォークはリアへのトラクション時間が長くなる様に改修しましたのでそれを受け止められる様にリバルブしました。

 

 

YZ125のサスペンションチューニング(フォーク編)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
リバルブ

img_1126

YZ125のサスペンションをオーナー様に合わせてチューニングしました。使用に合わせた定番のリバルビングは勿論…

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
特注パーツ製作
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
寸法変更

STDと寸法違いのこんなパーツを製作して組込みました。ピッチングを抑え、リアタイヤがスタックしにくくなり、急な下りでの前転恐怖を低減させる為の物です。

軽量な2ST125㏄は下り路面ではかなり有利なんですが、更に下りでアクセル開けられるようにって事です。はい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
できたよ~

フォークスプリングもオーナー様の体格に合わせて変更しました。フラット路面での接地感を出しつつ、ワンオフパーツを組み込んでハードな走行にも耐えうるフォークにするのが目的です。

クロスカントリーレースはMXよりもトップスピードが速いし、ハードな路面を走破しなければいけないし、初期動作を向上させる必要がある上にハイスピードに対応させるチューニングメニューを施しました。まあ、簡単に言うとJNCC仕様にしたって事になります。はい。

リアショック編へ続く・・・。

 

 

CRF150R、CR85R、RM85のフォークアップグレードパーツ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
アンチボトミングシステム

好評につき、売り切れてしまいましたので追加で製作しました。フォークの底付きを、根本的に解決する為のスペシャルパーツです。

取付けには高度な技術が必要になりますのでパーツの販売のみは行っておりません(旋盤などでカードリッジの一部に溝を掘る必要がございます)。

フォークカードリッジへの取付費用込みで¥35,000(税別)です(フォーク分解費用は別途)。

試作フォークパーツ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
オーバーホール
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
試作ロックリング

YZ系に採用されている分離加圧型フォークです。後方排気モデルになってから体重65キロ以下のライダーに対応したスプリングの設定が無く、社外品などのソフトスプリングに入れ替える方も多いと思うのですが、そうすると前後バランスが悪くなる傾向があると感じます。何故かフロントが・・・。

オイルボリュームで解決しようとすると硬くて乗れたもんじゃなくなるのでオリジナルパーツを製作してみました。

こんなパーツでも効果があります。オイルロックをガッツリ効かせる為のパーツになります。成功すればメニューに加えようと思います。

 

CRF150Rリアショックのアップグレード

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
アルミ無垢のシリンダ
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ショックボディコーティングゥ

ショックボディへのコーティング、オーバーホールのご依頼です。アルマイトの一種で潤滑性に優れるカシマコートを施しました。ショックユニットは抵抗が低ければ低いほど良いのです。

ショックボディと接触するピストンや、ショックロッドと接触するシールリップ部分が大きな抵抗になりますのでボディやロッドにコーティングするのはファクトリーマシンでは常套手段になってますよね。

今回は比較的安価で、尚且つ効果が高いカシマコートのみです。ショックボディやフォークアウターへコーティング可能です。

ショックボディへのカシマコート 1本¥10,000(税別)~

フォークアウターへのカシマコート 1本¥10,000(税別)~

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
消耗パーツ交換
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
リアショック完成

因みにCRF150R等に採用されているショックボディはアルミの無垢ですのでオイル劣化が早くヘタリ易いです。多くのモデルはここに硬質アルマイトがコートされているのでまだマシなんですが、流石に無垢ですとね…(^^;

硬質アルマイトも摩擦係数が高いのでフルサイズのモトクロッサーのショックボディやフォークアウターへのカシマコートも効果絶大です。

 

 

CRF150Rフロントフォーク底付き改善方法

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
フォークダンパー改修

CRF150Rのフロントフォークダンパーを改修しました。底付きを改善する為にアンチボトミングシステムを製作して取付けます。

リバルブやオイルレベルで改善しようとすると底付きしにくくはなるものの…犠牲になる部分が出てくる。又、根本的な改善にはならない為、痛い所に落ちるとやはり底付きしてしまいます。

それを改善する為の部品を製作して機能を追加すると言う選択肢が出てきます。それがアンチボトミングシステムです。

製作取り付け費用は35,000円(税別)です。(フォーク分解費用は含みません)。

 

XR250Rのリアショック修理

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
分解洗浄
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
パーツ交換組立

いつもありがとうございます。本日はXR250R(ME06)のリアショックのメンテナンス(修理)の模様です。

ショックロッドには錆が発生しておりましたので再メッキにて再生して組上げました。古いモデルですのでシリンダー内壁が偏摩耗している事も多く、この辺りも点検が必須で場合によっては本来の性能を取り戻せなくなっている物も見受けます(このショックは大丈夫でした)。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

シール類やピストンバンド、ブラッダを交換し砕け散って無くなってしまったボトムアウトバンパーを新たに取付けます。

非常に重要なエア抜きは真空ポンプを使って完全なエア抜きを施して完成させます。

 

ZRX1100用のオーリンズ ツインショック

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
分解洗浄点検
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
組立

今日から通常営業中です。よろしくお願い申し上げますm(__)m

ZRX1100用のオーリンズのツインショックをオーバーホールしました。左右共にロッドが酷く錆びていましたので再メッキを施しました。

片側は深い錆でしたので2層メッキを施す必要がありました。そうなると通常よりも高価になります(通常1本10,800円、2層の場合は16,200円)。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
オーバーホール完成

お盆休みを挟みましたのでお時間が掛かってしまいました。真空ポンプで仕上げて完成しました(‘◇’)ゞ