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CRF150RⅡの前後サスペンションのカスタマイズ

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完成図

CRF150Rを大人仕様のサスペンションへ作り変える模様です。いきなり完成の画像です(^^;

ショックボディとフォークアウターにカシマコーティングを施して作動性を向上させ、リバルビングでダンパーボリュームをアップしています。

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歪なオリフィス

せっかくコーティングするのですから画像の様な歪な部分は成形し直して綺麗な円にしてからコーティングします。

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KASHIMA COAT

こんな感じに仕上がります。

鋳物ですので綺麗な発色はしませんが効果は絶大です。

無垢のシリンダーボディと比べスムーズな動作でオイルの劣化も抑える効果があります。

組上げてる時からスルスル動くので気持ちが良いですよ~(^^)v

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リアショックのリバルブ
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フォークダンパーのリバルブ

各部オリフィスのバリ取りを行ってリバルビングを行います。

2型のCRF150RⅡは結構硬くなりましたが、その辺りを取り除きつつ踏ん張れる様にしました。

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フォーク組立
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ショックダンパーのエア抜き

各部分を完成させて組上げます。

SHOWAのオープンカードリッジフォークは組立寸法やオイルレベルの合わせ方にちょっとした小技があるんですが、その辺りもきっちりやって組みます。

リアショックのダンパーは特殊なポンプでエア抜きして仕上げました。

 

ジェベル250XCのリアショックの場合

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スズキのジェベル250XCのリアショックをオーバーホールの模様です。DR250Rと同じタイプの物ですね。

オイルは漏れてダンパーが効かなくなっています。先ずは分解して洗浄します。

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消耗パーツ

各部品を丁寧に洗浄し展開していきます。ブラッダ(ガス袋)はクシャクシャに変形しています。

ダストシール、オイルシールは勿論ですがシリンダー内壁と擦れ合うピストンバンドやロッドの動きをガイドしているスライドブッシュも新品に交換します。

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組立

各消耗パーツを交換し綺麗になりましたね(^^)v

この状態にしてから特殊なポンプを使い、ダンパー内にオイルを充填してエア抜きを行います。

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完成しました!

このタイプのショックにはガスの注入口が無い為、別途取付が必要になります。

この内容でオーバーホール費用は¥18,000(税別)になります。