KTMの690ENDURO Rのフロントフォークオーバーホールしました。右側のインナーチューブには、かなり大きな傷が付いていましたので新品に交換しました。
逆側は研磨して組込みます。
カードリッジダンパーも分解して洗浄点検。各部のO-ringやピストンバンドも交換しました。
完成です!
いつもご愛読ありがとうございますm(__)m
今回のGWは皆様、如何お過ごしたでしょうか?小生はRTLを日野カンに持ち込んでハードエンデューロコースを走らせに行ってきました。
普段乗っているエンデューロマシンとの違いを嫌という程味わってきました~(;´∀`)
慣れないマシンでしたが、色々と新しい発見とアイディアが湧いてまいりました\(^o^)/
と、その辺にしといてお仕事再開です!
WR250Fのサスペンションオーバーホールします。先ずはRショックから。
数年間ノンメンテだったようでガス圧低下とエンドアイベアリングの固着、ボトムアウトバンパー劣化を確認しました。
こうなると交換は必須です!
ボトムアウトバンパーですが、先ずは縮んでいきます。その後、砕けていきます。
ショックがヘタってくると徐々に症状が進行して最後には砕け散って無くなっている事もしばしば・・・。
『徐々に症状が進行』
この過程が実は盲点になるんです。ですので定期的にメンテナンスを行う事をおススメしてます。
YAMAHAのツインショックモデルに採用されているヤマハ製OHLINSのリアショックをオーバーホールします。片側からはオイル漏れが発生していました。
ラバー製のボトムアウトバンパーは、ひび割れし始めていましたので交換です。
オイル漏れ発生から半年程、使用してしまったとの事でしたのでシリンダー内壁の偏摩耗やピストンまわりを入念にチェックしました。
幸運にも特に不具合なく修理できる状態と判断しました。
オイル漏れが発生して暫くの間、走行してしまいますと完全なオーバーホール(修理)が不可能になってしまう事もあります。
シリンダーとピストンが異常摩耗し、ガタが出てしまうと減衰圧不良になってしまうばかりか、オイル漏れが再発し易くなってしまうのです。
リークテストを行い問題なければオーナー様へ引き渡します。
大変お待たせしてしまいましたが、ショックロッドのコーティングが上がってきましたので着手します。やっとパーツが揃った~(>_<)
ショックロッドは再メッキとチタンコートを施し、ホースをメッシュに交換。フロント側にはPDバルブを入れましたので前後バランスの補正とスポーツ走行向けのバルビングに変更しました。
YAMAHA(創輝)製のリアショックはコーティングや再メッキをする際、構造上ニードルロッドホルダーを製作する必要があり他のメーカーの物よりも高価になってしまう事があります。
リークテストを行い、問題なければスプリングをセットし完成~\(^o^)/
大変永らくお待たせしてしまいましたが、オーナー様の元へ発送しますm(__)m