「サスペンション」カテゴリーアーカイブ

BMW F650GSダカールにWPフォーク

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BMWのF650にWP4357フォークを取り付けていらっしゃるオーナー様からオイル漏れ修理を承りました。ツアラーテックさんあたりがキットで取り扱っていたと記憶しています。

分解してみると永らくメンテナンスされていなかった様で廃油はヘドロ化しておりました。

カードリッジの消耗も見られましたのでロッドガイドやMIDバルブのピストン周りも交換しました。

インナーチューブは研磨してから組込みます。アウターも変形等がないか確認します。

そうして完成しました!後は車体に取り付けて動作確認したらオーナー様へ引き渡します。

 

DUCATI 1098Sのフロントフォーク修理

ドカティの1098Sのフロントフォークを修理しました。フォーク片側からオイル漏れを起こしていました。

カードリッジを分解して各部を洗浄してチェックしていきます。O-ringやシール類、ブッシュは交換しました。

特に大きな不具合なくオーバーホールが完了しました。

因みに廃油はこんな感じです。汚れてますがヘドロにはなっていない状態でした。

450EXC フロントフォークの修理

前回からの続き、フォーク編です。分解してみると半端ないスラッジ(>_<)ガイド、スライドブッシュに喰い込みまくっております。

シムスタックも変形や開きっぱなしの状態です。圧側&伸び側共に減衰が効いていない状態です。

変形してしまったシムは交換して傷だらけのピストンバルブは綺麗に磨いて修理しました。

ダンパーロッドのガイドブッシュもアルミ片が喰い込みまくっているので交換しました。

インナーチューブも左右共に傷だらけなので新品に交換しました。中々やりがいのあるお仕事でした~!

KTM 1190 adventure r ローダウン加工

KTMの1190アドベンチャーRのローダウン加工を承りました。あまり乗っていなかった様で殆ど消耗しておりませんでした。ですので今回はシール類のみ交換しました。

車高にして-30㎜のローダウンになる様にショックをショート加工です。これ以上ショート化するには短いスプリングを製作する必要が出てきます。

RMX250Sのサスペンションメンテナンス(リアショック)

前回からの続きです。ショックボディにカシマコートを施しました。フリクションロスが低減され熱ダレ防止、耐久性が向上します。その他にも路面追従性も良くなるんでお勧めです。

よりハイスピード向けにする為に前後バランスの見直しを行いました。バルビングを若干ですが変更し、更にRMX250の弱点であるフロントの重さを軽減する方向性で仕上げました。

ついで(?)と言っては何ですが(^^;

チャンバー修正も承りましたので凹みを直してリアショック共々組み付けました。

RMX250の仕様変更(フロント編)

RMX250Sのサスペンションメンテナンスを行いました。フロントフォークは若干仕様を変更します。

オーナー様のご希望で現在よりも、よりハイスピード向けにセットアップします。同時にリアショックもメンテと仕様変更を行い、トータルでバランスを変更です。

リア編へ続く・・・。

 

NSR250R(MC21)のリアショック

NSR250Rのリアショックをオーバーホールしました。ショックロッドには錆が発生しておりましたので再メッキ処理の上、オーバーホールです。

因みに若干オイル漏れも起こしておりましたので再メッキ必須の状況です。

こちらのモデル、製造されてから30年ばかり時を経ておりますが初めてのオーバーホールの様です。日本製のショックって凄いなぁと思います。

30年間オーバーホールしなくても大きな不具合等なく本来の性能を取り戻せちゃうんだもの。

TTR250のサスペンションリフレッシュ(フロント編)

前回からの続きです。フォークを車体から外し分解してみると・・・物凄い事になっておりました。ヘドロを通り越して煤の様な状態でフォーク内部は真っ黒です!そして・・・。

全バラして徹底的に洗浄しました(;´∀`)

幸い大きなダメージも無く完成しました。オーナー様が気にされていたステアリングもガタなくスムーズな状態でしたのでフォークを車体に取り付けて完成です。

TTR250のサスペンション メンテナンス(リア編)

ヤマハのTTR250のサスペンションをリフレッシュ!致します。先ずはリアから。

オーナー様が気にされていたリンク周りは良好な状態でしたので今回はショックユニットのみをオーバーホールしました。

ユニットの中は汚れが溜まる部分とそうでない部分があり汚れが溜まる部分は減衰圧を発生させる為の大切な部分である場合が多いです。

開いたり閉じたりしているシムスタックはご覧の通りスラッジがへばり付いています。

これらを一枚一枚綺麗に磨いて組込みます。

徹底的に綺麗にして消耗パーツを交換してオーバーホール、リフレッシュして性能を取り戻します。

フロント編へ続く…。