ツインショックですが、片側のみのご依頼です。
性能的な事を言えば左右同時のメンテナンスがお勧めです♪
Showa BPFです。オイル漏れの症状の為、お預かりしました。
新車で購入後、リアショックは一度もメンテナンスされていないとの事でショックのオーバーホールも行います。
まずはオイル漏れしているフロントフォークからメンテナンス修理を実施しました。
リアショックはザックス製が採用されています。
このショック、分解は可能なのですが、あまりオーバーホールの事を考慮されていない作りになっている様で・・・エア抜きオイル充填用の装置にショックをつなげる為にアダプターを製作しました〜♪
ザックスのショックも何本かオーバーホールしたことあるんだけど・・・なんでアダプター作ってなかたんだ???
疑問符が湧いてきます😅
完成させたサスユニットを車体に装着しました。
スポーツバイクなので(?)ストロークセンサーを取付けています♪
70年代前半にヤマハが開発した世界初のモノクロスサスペンションの流れをくむショックアブソーバーです。
2ストロークモデルのDT250も同じシステムをリアサスペンションに搭載して販売されました。
今では当たり前のモノサスですがツインショックと比べて非常に安定した性能です。
個人的にはツインショックの味のあるMXバイクも好きですが、やはり速度を上げていくと性能差は顕著に現れます。
ツインショックが当たり前だった時代。
初めてモノサスに乗ったライダーは驚いたんじゃないでしょうか?(私はまだ生まれてませんw)
YAMAHAは当時はサスペンションユニットも自社で開発していたそうです。
その流れで、創輝サスペンションになっていくんでしょうねー。
と、いう事で早速ショックの状態を確認してみると・・・ロッドが錆びてました💦
ショックロッドを再生メッキする為に溶接部を削り取って分解しましたので、ピストン類を元の位置に戻さなければいけません。
工作機械で加工して元の位置に戻し、組み立てていきます。