「メンテナンス」カテゴリーアーカイブ

GPZ900Rのフロントフォーク オーバーホールとプチアップグレード

GPZ900Rのフロントフォークをオーバーホールしました。

ついでにオーナー様の方からスプリング変更とイニシャルアジャスター付きのキャップ変更を承りました。

各部を綺麗に洗浄して計測し異常がない事を確認して組上げます。

インナーチューブは研磨してから組込みます。

RTL250Fのリアショック メンテナンス

HRCのRTL250Fリアショックをオーバーホールしました。分解してみると半端く劣化したオイルが出てきました!

シリンダーと擦れ合うピストンバンドは傷だらけになり、ショックロッドを保持しているガイドブッシュにも大きく傷が入っています。

どうしてもノンコーティングのアルミシリンダーはオイル劣化が早いです。お勧めはカシマコートです。オイル劣化の防止だけでなくこう言った傷の防止にも役に立ちますから.

もしくは最低でも1年に一度のメンテナンスをお勧めします。ライダーの技量によっては半年に一回。

リアショックのメンテナンスは一般的ではない所がまだまだありますが劣化する手前にメンテをお勧めします。

KLX250の純正リアショック オーバーホール

フロントフォークのオーバーホールでお預かりしていたKLX250でしたが、リアショックを点検してみるとバンプラバーが砕け散る一歩手前でしたので、リアもオーバーホールする事になりました。

ガスは抜け、ダストシールはひび割れ、オイルシールが硬化していましたので漏れる一歩手前だったかな???

KTM 990ADVENTURE Rのフロントフォーク

KTMの990アドベンチャーRのフロントフォークをオーバーホールしました。

画像を撮り忘れてしまいましたが、伸び側のシムスタックに鉄粉が挟まり変形していましたので修理しました。

シムスタックにゴミが挟まるとオリフィスが開きっぱなしになって減衰圧不良を引き起こしますので必ず点検します。

完成しました(^O^)/

インナーチューブは小傷を消す為に研磨してから組上げます。

KX250のリアショック

2STのKX250のリアショックをオーバーホールします。2000年モデルの物ですが初のオーバーホールの模様・・・。

ガスは抜け切り、オイルは真っ黒、オイルが漏れ、負圧が発生していました。ひでぶー!!!

18年以上ノンメンテΣ(・ω・ノ)ノ!

スポーツ用のサス(公道用じゃないサス)はダンパーが命ですので1年位でバランスが崩れ始めます。それから+17年です(; ・`д・´)

やりがいあるぜ!これで完璧!

 

CR85R(CRF150R)リアショックのチューンUP

CRF150Fのエンジンを載せたCRF150RにCR85Rのリアショックを装着しているマシンのリアショックをチューニング&オーバーホールします(変な日本語になってる???)。

定番で堅実なアップグレード方法のカシマコートです。フリクションロスは大幅に低減され、耐久性も上がり、発熱も抑えて安定した性能を発揮する様になります。

カシマコートはやって損の無いお手軽なアップグレード方法だと言えます。

そしてリザーバタンク(ガス室容積)の容量をアップ。ガスキャップを作り直し少しでも沢山のガスが入る様にします。

画像左側がSTDで、右側が弊社で削り出した物です。これも安定した性能をより長い時間保つ事が可能になります。

そしてリバルビングです。

社外のハードスプリングが装着されていますので、それに合わせてダンパボリュームを変更しつつ急激なバンプをしなやかに吸収する様にしました。

エア抜きオイル充填を行いリークテストをして完成させます。

 

 

 

CBR250RR(MC22)純正リアショックのオーバーホール

CBR250RRのリアショックをオーバーホールしました。

オイルがダダ洩れだったのでロッドのダメージが心配されましたが大丈夫でした。

このタイプのショックはスプリングとシリンダーの間にカバーが付いているので分解してみないとロッドの状態が把握できません。

ショックボディには窒素ガス注入口を取り付けてダンパーを完成させます。

リークテストをしてからスプリングをセットして完成させます。