ハスクバーナのTE250のリアショックとフロントフォークをオーバーホールします。先ずはリアから。
1年程前に、新車を弊社でローダウンしたものです。外観は傷だらけになってますね。激しく使っている様子が窺えますが、ハード系でご使用でしょうか???
内部を綺麗にして基本的な消耗パーツを交換し組み上げます。インナーロッドは傷消しの為に研磨して組込みます。
フロントフォークへ続く・・・。
NSF100Fの純正リアショックをオイル漏れとの事でオーバーホールします。サーキットで36時間使用したとの事ですが、オイルは激しく汚れ各部、消耗が見られました。
ガス抜けの為、ブラッダ変形は変形し、ピストンバンドは摩耗し外れかかっていました。そしてガイドブッシュは偏摩耗してコーティングが一部剥げています。
例えば全く同じラップタイムのライダーでも、タイヤの消耗が激しいライダーも居れば、消耗が少ないライダーも居ますので一概に走り方が悪いとは言えません。
ライダーは消耗を気にするよりラップタイムを重視する物ですから・・・メカニック泣かせです( ;∀;)
各部を綺麗に洗浄して破損したパーツや消耗パーツを交換します。
オイル充填とエア抜きを済ませ、リークテストをしてからスプリングを元の位置にセットし完成です。
先日、再メッキに出したロッドが綺麗に再生されて戻ってきましたのでさっそくオーバーホール作業に取り掛かりました。
錆びていたロッドが綺麗になり、歪みなども修正されて帰ってきます。綺麗です。
ME06のショックはノンメンテのまま使い込まれている物が多く、中には致命的なダメージを抱えてしまっている場合も多く見受けられます。
そう言った場合、完全なオーバーホールが出来なくなってしまっている事もあるのですが、こちらの個体は大丈夫でした(^O^)/
シリンダーボディがアルミ無垢ですので内壁が凸凹になり修理不能の場合も多々見受けます。その場合はオイル漏れが直らない事も・・・(T_T)
エア抜きオイル充填を済ませて動作確認、リークテストをして完成させます。