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ZX1400のフォークダンパー修理

フロントフォークのダンパーが全く効かなくなってしまったとの事でオーナー様からご相談を受け・・・分解してみるとダンパーロッドがグラグラとアリエナイ動きを・・・物凄く嫌な予感がします💦

分解してみると・・・左右共にカードリッジ内部に収められているピストン部分が脱落していました。

ナットはカシメられていて、本来外れる筈のない部分なのですが一体なんで????カシメ部分が砕けてナットが脱落しています・・・

オーナー様曰くフォークダンパーを分解した事は一度もないそうです。

フォークトップにある調整ノッチの動きにも異常があったので念の為、全部分解して点検洗浄しました。

ダンパーロッドを支えているガイドは異常摩耗していたので交換しました。

ここまでなってしまっていると、本来ならダンパーをアッセンブリー交換しないと本来の性能は望めませんが、今回は現状からなるべく性能復帰できる様に作業しました。

 

GSX1100S刀の純正リアショックのロッド

スプリングを取り外してみると・・・左右共にロッドが錆びてしまっていました。

こうなると再メッキが必要になります。オーバーホールの際には高圧ガスを再充填しますので一見、影響がない様に見えても・・・オイル漏れを起こし易くなってしまいますので入念なチェックが必要だったりします。

フォークアウターとショックボディのカシマコート

YZ125Xです。ショックボディとフォークアウターへのカシマコートの御依頼で分解してみたのですが・・・

フォークコンプレッションバルブの加圧スプリングが折れていました😅

ショックのエンドアイベアリングも再使用できない状態なので修理します。

コーティングが仕上がってきたのでオーバーホールしながら組み上げて完成です!