「修理」カテゴリーアーカイブ

XR250Rのリアショック修理

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分解洗浄
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パーツ交換組立

いつもありがとうございます。本日はXR250R(ME06)のリアショックのメンテナンス(修理)の模様です。

ショックロッドには錆が発生しておりましたので再メッキにて再生して組上げました。古いモデルですのでシリンダー内壁が偏摩耗している事も多く、この辺りも点検が必須で場合によっては本来の性能を取り戻せなくなっている物も見受けます(このショックは大丈夫でした)。

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シール類やピストンバンド、ブラッダを交換し砕け散って無くなってしまったボトムアウトバンパーを新たに取付けます。

非常に重要なエア抜きは真空ポンプを使って完全なエア抜きを施して完成させます。

 

ZRX1100用のオーリンズ ツインショック

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分解洗浄点検
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組立

今日から通常営業中です。よろしくお願い申し上げますm(__)m

ZRX1100用のオーリンズのツインショックをオーバーホールしました。左右共にロッドが酷く錆びていましたので再メッキを施しました。

片側は深い錆でしたので2層メッキを施す必要がありました。そうなると通常よりも高価になります(通常1本10,800円、2層の場合は16,200円)。

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オーバーホール完成

お盆休みを挟みましたのでお時間が掛かってしまいました。真空ポンプで仕上げて完成しました(‘◇’)ゞ

 

KTM 50SX エンジン修理

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キックギア破損

KTMの50SX(アドベンチャーと言うモデルです)のエンジンを修理しました。エンジン始動中にエンストした後にキックが降りなくなってしまったとの事で分解点検していきます。

キックギアが欠けてしまっています。原因は何だ???

更に調べていくとクラッチのバスケットがグラグラになっていました。

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念の為、シリンダーまわりも分解してクランク等に振れや破損がないかも調べました。オーナー様が中古で購入した古いモデルですし、クラッチがCシャフトのプライマリー側に付いていますので念の為、確認しました。

クランクもピストン、シリンダも問題ない状態でした。

お盆前のタイミングですので完成は明けになってしまいそうですが必要なパーツを手配して修理に取り掛かります。

CRF50Fエンジン修理

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コンロッド変形
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ピストン接触

忙しくてブログが滞っておりましたが皆様如何おすごしでしょうか?蒸し暑い日が続きますが頑張っていこうと思います。

いきなりの画像ですが水没(?)してウォーターロックしてしまったCRF50Fのエンジンを修理です。深めの水溜りレベルで水没状態になってしまうミニミニモトですがウォーターロックしてコンロッドが変形しクランキングできない状態になってしまった様です(フルサイズモトクロッサーだと何でもない水溜りだったりします)。

私もミニモトブームの時に大人仕様のCRF50Fで遊んでいたので水溜りが鬼門なのは知っていましたが、これは不運としか言いようがないですね(^^;

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クランク交換
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修理完了!

新品のクランクに交換しました。シリンダーもピストンが食い込んだ痕があるので新品交換です。

このCRFですが、いつの間にかチャイナ製造モデルになってたんですねー。HONDAの純正パーツにメイドインチャイナの文字が!前の部品と比べて、材質が変わった様な感じがしたので気になったんですが…。

私も同じ様な水没、何度も経験しましたがウォーターロックした事はないです。多気筒エンジンなら分かるんですが単気筒でウォーターロック…。

チャイニーズロック!1,2,3,4!

かもしんない(?)

フォークカードリッジの修理

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ダンパー抜け

2004年モデルのCRF250Rのフロントフォークを修理しました。オーナー様のお話しを伺うと、どうやらダンパーが殆ど効いていないご様子。さっそく分解してみると、片側のフォークダンパーが完全に抜けていました(^^;

本来ならばフォークカードリッジのピストンロッドは押し込むと戻ってくるのですが、全く戻りません。手ごたえも無くオイルが完全に抜けてしまっていました。10年以上経過したモデルですので仕方がないと思います。本来は非分解指定の部分ですし。

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ダンパー修理

反対側のフォークダンパーもエア噛み気味でしたのでオーナー様と相談の上、左右とも修理する事になりました。反対側も時間の問題だろうと判断しました。

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フォークダンパーシール

分解してみますと、フォークダンパ上側のロッドシールが錆でグチャグチャになってました。この部分、ドライ状態になり易い部分なのでメンテを怠ると逝っちゃってる事をよく見受けます。

メーカーも苦労していたみたいで、この年式の前後の分離加圧型フォークはこの部分の形状変更を何回も行っています。場合によっては1シーズン持たずに壊れる事も当時ありましたね~(;^ω^)

こんなに壊れるんなら非分解指定にしなければいいのに…と感じます。国産メーカーは内容を知られたくない様で非分解指定にする事がよくあります。

ですが…生み出した物はうん〇みたいなものしょ?明日はもっと良いアイディアが生み出せるとしたら隠す必要なんかは皆無だし、過去の物を真似したって仕方がないじゃん。結局、う〇こみたいな物を守ろうと分解できぬ様にカシメてみたって、アッセンブリ交換前提で部品供給しなくたって、嫌らしい自分をさらけ出すだけだよね。ユーザー視点でみれば迷惑この上ないよ?

形だけ、アイディアだけ、くだらないモノを隠したって駄目でしょ?もしくは駄目な部分を隠したいのか?さらけ出す事で、批判されることで成長する事もあるよね。

正々堂々やってれば面倒臭い事は要らないんじゃないかと思っちゃうのよね~♪

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とかなんとかグダを巻いているうちに完成しました(*´Д`)

CBR600RRのフロントフォーク

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オイル漏れ修理、兼オーバーホール
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廃油

いつもご愛読ありがとうございます。本日はホンダのCBR600RRのフロントフォークをオーバーホールしました。オイル漏れを起こしている状態です。

オイルを排出してみると…デロデロでした(^^;

せっかくのSS車もこれでは性能半減です。カードリッジ内部も全て分解洗浄して点検します。

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完成

今回は何も異常なくスムーズに作業が進みました。酷い場合ですと各オリフィスが詰まっていたり、シムスタックが開きっぱなしになって減衰が効かない状態に陥っている事もあります。

KTM 350EXC-Fの4CSフォーク修理

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カードリッジ各部点検
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インナーアウターチューブ点検

KTMのEDシックスデイズモデルやUS仕様のSXモデルに採用されているWP 4CS フォークをオイル漏れの為、修理しました。かなり凝った造りをしています。しなやかに動きダンピング特性も秀逸で良いフォークだと思います。

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ハイドロストップ点検
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リザーバータンク点検

複雑な構造が故、メンテサイクルは守らないと鬼門部分が駄目になっている事も多いんじゃないかなーと感じます(画像の部分が特に鬼門部分になります)。

シール類の部品点数も多く、この辺りをキチンとしておかないと性能維持できません。構造が複雑で高性能なユニットな程、きちんとメンテナンスする必要が出てきます。

XR250R(ME06)のリアショック

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分解洗浄点検
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ロッド再生

XR250R(ME06)のリアショックをオーバーホールしました。古いモデルと言う事もあり、ロッドは再メッキが必要な状態でした。専門のメッキ屋さんに頼んで再生してもらいました。

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今回、シリンダー側に偏摩耗が見られました。古いモデルですのでシリンダーのパーツ供給は終わっていますので致し方ない状況です。

できる限り本来の性能を取り戻せるように組上げて完成させました。