「修理」カテゴリーアーカイブ

GPX750のオイル漏れ修理

シフトシャフトのシールからオイルが漏れています。滲み程度ではなくポタポタと垂れてきておりました。分解して点検してみた所、シャフトのガイドブッシュがヘタっていたのが原因の様でした。

シールとガイドを交換して、念の為と言うか…分解ついでですのでカウンターシャフトのシールも交換しておきます。

車体に組込んで完成させます。

ショックロッドの再メッキ(再生)

img_1281

ショックロッドが錆びてしまった場合、動作不良やオイル漏れの原因になってしまいます。そこで再メッキをかける必要があるのですが、錆が酷く母材のエグレ具合によっては何層かに分けてメッキをかける場合があります。

画像はXLR250バハのショックロッドですがこの程度までであればギリギリ1層で済みます(これ以上酷い場合はご注意ください)。

広範囲にわたってメッキが剥がれ錆が出ている場合は注意が必要です。その場合は母材がエグレている事が多く何層かに分けてメッキする必要が出てくる事が多いです。

そう言った状態ですとロッド再生費用がかさむ事があります。

SHOCKロッド再生費用・・・1本10,000円(税抜き)~

CRF150RⅡのフロントフォーク修理

img_3884

CRF150Rのフォークを修理しました。オイル漏れを起こしていました。

インナチューブには傷が付きものですので必ず研磨してからくみあげます。又、減衰圧を制御しているシムの積層にはスラッジ等のカスが溜まりやすいので特に念入りに洗浄します。

img_3885

フォーク、ショックそれぞれ完成させてお客様に納品します。

ジェベル250XCのリアショック修理

img_3860 img_3861

ボトムアウトバンパーが砕け、オイル滲みを起こしているジェベル250XCのリアショックをオーバーホールしました。

走行距離は5000キロ程度で少ないのですが、やはり生産されてから年月が経っておりますのでゴム部品は劣化してしまうので仕方がないかなーと。

img_3862 img_3863

このタイプのリアショックは窒素ガスの注入口がないので新たに取付けました。

例えばオイル漏れやガス抜けを起こしている所謂「抜けたダンパー」は、路面追従性能が低下するだけでなく、長距離ツーリング時のお尻の痛みや腰にくる負担…乗り心地が最悪になってしまうのでお困りの方はご相談くださいm(__)m

三宅島エンデューロに間に合わせる作戦決行!

img_1265 img_1266

KX80のエンジン修理です。レース中にクーラントが吹いて、ラジエターが空っぽになったそうで抱き着いてます(^^;

シリンダーもメッキが一部剥がれてしまっていて…あかんやつやー!!

しかも「明日からの三宅島EDレースに間に合わせろ!」との指令ですよ。とほほほー((+_+))

img_3870 img_3871

燃焼室とキップスを洗浄して…組上げて…何とか間に合ったけど馴らし走行やって下さいよ!と申し上げました所、「スタートグリッドまで数キロ走るんで~その間は馴らしやりますよ!」とのご返答…。

あかん奴や~(T_T)

無事のお帰りをお祈り申し上げております。

DR-Z400SMのリアショック修理

img_1261

SUZUKIのDR-Z400モタードのリアショックからオイル漏れ発生との事で修理しました。車体からショックを取り外して確認してみると…駄々漏れしてます(^^;

img_1262img_1263

漏れたまま放っておきますと、シリンダー内壁が摩耗して修理ができなくなってしまう事もあります。ボトムアウトバンパーが砕けて無くなっている場合もオーバーホールや修理が必要な状態です。

CRM250RRのリアショック修理

image2 image3

CRM250RRのリアショックをオーバーホールしました。ボトムアウトバンパーは砕け散って無くなり、ガスは殆ど入っていない状態でした。

その他は致命的なダメージは無く、通常のオーバーホールで交換するシール類やピストンバンド、ブッシュ、ブラッダの交換で甦らせる事が出来ました。

エア抜きオイル充填、高圧ガスの充填を済ませ、完成したショックユニットを車体へ組込みました。

KTM アドベンチャーのリアショック

img_1160 img_1161

前回の続きです。無事にリバウンドアジャスタを修理&改修し、続きましてオーバーホールをしました。WPのPDSショックはツインピストン式ですので芯出しして組立てます。

img_1162 img_1163

シール類やピストンバンド、ボトムアウトバンパーなどの消耗パーツ新品に交換して真空ポンプでエア抜き&オイル充填します。

各部の動作作用チェック、リークテストをして完成させます。

KTM アドベンチャーRのリアサス修理

img_1154 img_1157

KTM アドベンチャーに採用されているWP製のPDSショックですが、リバウンドアジャスターが固着し、無理に回したら折れてしまったとの事です。この部分は錆びて固着しますと簡単に折れます(^^;

錆びてしまった時点で折れる可能性が大きいので定期的にメンテナンスするか、根本的な防水処理をした方が得策です。

残ったボルトを取り出すのはとってーも!大変なのでよろしくお願いします(笑)!

img_1159

実はアジャスターネジの錆だけでなく、画像の様にリバウンドニードルが錆で動かなくなる為、アジャストネジが回らなくなるんですね。勿論、コッチもきちんと動く様にクリーニングが必要なんです。場合によってはこのニードルが折れてしまう事もあるので次の加工をお勧めします!!!

img_1158

画像はリバウンドアジャスターを収めている蓋の部分。ここは本来シールされていないんです。なので水分が浸入しちゃうという…。

なので旋盤でOリングがはまる様に溝を切ってシールします。これをやっとくと安心なのでオーバーホールやメンテナンスの時には同時に是非ご用命くださいm(__)m

WP製PDSショック リバウンドアジャスター防水加工料金 ¥3,000(税別) ショック分解費用別途