ドカティの1098Sのフロントフォークを修理しました。フォーク片側からオイル漏れを起こしていました。
カードリッジを分解して各部を洗浄してチェックしていきます。O-ringやシール類、ブッシュは交換しました。
特に大きな不具合なくオーバーホールが完了しました。
因みに廃油はこんな感じです。汚れてますがヘドロにはなっていない状態でした。
RM85のフロントフォークを修理しました。オイル漏れを起こしています。
所がそれだけではなく・・・
コンプレッションバルブのチェックバルブは開きっぱなし、テンションバルブには異物が挟まっています。これではダンパー効かないですね(^^;
テンション側は鉄粉が挟まっていただけでしたが、コンプレッションのチェックバルブは何故かリターンスプリングがシムに潜り込んでいました。シムが変形してしまっていて使い物にならないので交換しました。
続きましてリアですが、ロッドに無数の点錆が発生しています。再メッキに出しました。
明日、5/3~5/7までお休みに入りますのでよろしくお願いしますm(__)m
続く・・・
オイル漏れしているXR250Rのリアショックを修理しました。激しいオイル漏れを起こしていました。ショックロッドはえぐれるほどの錆、それを無理やり修正しようとガリガリに削られていました(^^;
その為、メッキは二層の処理が必要な状態でした。漏れたまま使用されてしまった様でシリンダ内壁は編摩耗してしまっております。こうなってしまうと修理しても本来の性能は望めないばかりか、車体に取り付けて動作した場合、オイル漏れを再度起こす場合があります。部品ももう出ませんので良品の中古を探す他ありません。
こうなってしまうとリスクを承知の上で修理するしかありません。今回はオーナー様と話し合ってリスクを承知で修理しました。アルミ無垢のショックボディはダメージも受けやすく必ず定期的にオーバーホールする必要があります。それはオイル漏れしていなくてもです。XR250Rは古いですがバランスの良いマシンです。それはきちんとした定期的なメンテの上に成り立ちます。